【刀剣乱舞】変わり者審神者の日常 (ページ3)

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審神者としてページ3

挨拶した私を、少し変なものでも見るような目で見ている山姥切国広だったが、被っている布を手で引き下げつつ、そっぽを向いてしまった

｢…ふん、写しの俺なんぞすぐに飽きるだろ…｣

ちょっと聞き捨てならなかったのでそっぽを向いてる方に回り、山姥切国広と目を会わせる

｢…何だ？もう嫌に｢何を言ってるんですか？｣…？｣

多分、少し怒っているように見えたからか、また視線を反らし自分を僻む発言をする前に遮る、そうすると、さすがに私の方を見た

A｢飽きるとか、先のことは知りません。
私はただ、審神者として、刀剣の貴方に手を貸してもらわなければ何も出来ない非力な存在です。

先程から言ってる写しとか、そんなこと知りません！
貴方は"山姥切国広"で、それ以外何者でもないでしょう？
私が重要に思うのは、"山姥切国広"が手を貸してくれるかどうかだけ！
…山姥切って刀じゃなくて、今目の前に居る貴方に聞いているんです｣

言い切った後に、少し言い過ぎたと気付いた
山姥切国広は、驚いたように此方を見つめている

A｢(やっべ、やらかした…)
…出過ぎた発言でしたね、失礼しまs｢あんたは｣…はい｣
やらかしたと思って、今度は私が目線を反らして謝ろうとしたとき、山姥切国広から声をかけられた為、彼を見上げる

｢変わった奴だな｣

A｢…よく言われます、自覚もしてます｣

｢そうか…初期刀の話だが…｣

山姥切国広からの言葉に少し緊張する
一応審神者に顕現されたら嫌でも拒否は出来ないと聞くが…

｢お前の刀として、勤める事としよう｣

余り聞きなれない言い回しで、少し間が空いてしまったが、肯定の言葉だと気付き嬉しさが込み上げてきた

A｢ありがとう、まだ未熟だが審神者として頑張る!｣
嬉しくって笑顔を向けたが、また視線を反らして俯いていた

｢審神者様、初期刀獲得おめでとうございます。
早速ですが、出陣をしてみましょう｣

こんのすけのその言葉に、二人で頷いた

こうして、審神者として、初出陣となった

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