チョコレートと悪魔【名前変換オリジナル】

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「私は…」





結婚している身として有るまじきこんな黒い感情



航太「…」




「…嫌なの」





航太「千代さん」





「嫌なの…航太くんが女の子に好かれているのも、罪悪感も、こんな自分も…全部嫌なの」



航太くんに気持ちを伝えられてから、私は変だ。
ドキドキして、落ち着かなくて
心がずっと熱いんだ。









「ごめんなさい！こんなのダメなのに…！」







航太くんはそんな私を抱きしめた。






航太「可愛いなー、千代姉ちゃん」


「ちょ、ちょっと…」






航太「素直になりなよ、俺だって千代姉ちゃん以外にバレンタイン貰ったって嬉しくねぇよ」





「…ばか」




航太「欲しいのは千代姉ちゃんだけだから」









ほんとバカ…
良くないのに…こんなのほんとに良くないのに









「…溶かして、全部」







「この罪悪感も、航太くんへの気持ちも…全部全部溶かして…」









ただこのまま、私は退屈な日々に戻りたくないの
あなたがいて欲しい

いつまでもずっと…









「…航太くんなしじゃもう…」




航太「…こんなのずるい」






航太「ずるい…千代姉ちゃんはいつも俺を惚れさせる。あの時からずっと…俺は千代姉ちゃんをずっと俺のものにしたかった。」









こんなこと言われてときめくのも

零斗くん以上に抱きしめられたいのも



今だけ…今だけなの








お願いだから許して…神様…

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