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Story19 ページ19

昼休み、今日もなんとか乗り越えて、







「今日も一緒に帰ろー!!」



隼が言うと、




「ごめん、俺他に一緒に帰ろうって言われてる人がいて、」




「え!誰!」




「齋藤さん。」



え、なにこれ、夢とかですかね。



「2人で?」



「うん。」




そう言って、




「ごめん部活遅れるから行くね。
じゃあまた明日!」




いってしまった涼太を目で追いかける。




「まじかーすげーな齋藤さん。」




そんな話をしながら私たちも部活にむかう。









今日の部活はなんか上手くいかなくて、





「萌花、どうした??」




剛典先輩に心配される。




「萌花にもいろいろあるんですよ。」



「え!なになに!?」





涼太のことが気になって


ダンスも集中することができないんです。




なんて言えるわけなく、





「大丈夫です。」





「無理するなよ〜」





「ありがとうございます。」






帰りに私にジュースとエクレアをくれた剛典先輩。



優しいな。






「え!A、何もらったの!」




『エクレア〜』



「え!いいな〜」




「俺も体調悪いふりしてたら貰えないかな。」




「もらえねーよ。笑笑」



君が居なくても私は、




笑顔ではいれるみたいです。

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作者名:ちょこちっぷ | 作成日時:2017年9月1日 22時

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