恋愛漫画みたいな恋がしたい。【 梵天 】

5.お着替えターーイム！！！ ページ5

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その日、ひょっとしたら、運命の人と出会えるかもしれないじゃない。その運命のためにも、できるだけかわいくあるべきだわ。
( ココ・シャネルより )






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だから恋をする女の子は、世界で何よりも綺麗で可愛いわけだ。








その日恋に落ちるかもしれないから、可愛くいようとするのだ。他人に決められた可愛いなんて知らない。可愛いなら、可愛い、それだけ。









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｢せーーの！ですからね！？私一人とか嫌ですからね！？｣








蘭｢だぁいじょうぶだって、オレたち部下思いだから｣








｢蘭さんは信用してないです！！竜胆さんだけを信じて働いてきたので！｣







竜胆｢流石オレの部下！！｣









｢いきますよ！？せーーーのっ！！！｣










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シャっ！とカーテンを開けて、目をつぶったまんま出ては、目を開けたのなら、誰も居なかった。








くそ！！！！！！！！クソッタレが！！！！








わかってたけど！！わかってたけどさ！！！このくそ上司共が！！！！いつかぶっ殺してやる！！










という私の情緒不安体を落ち着かせては、近場のカーテンから開けて行った。今回は明石さんと望月さんには、監督をしてもらう。








明石さんは年齢的にキツイのと弟の前でそれはやだと言われたのと、望月さんは単純にサイズがなかったという失態である。望月さん痩せろ、いやそのお腹ぷにぷにするの好きだからやだ、そのままでいて！！！！








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｢27歳が膝上スカート履いてんだぞ！！30歳ども出てこい！！｣







九井｢本性現しやがったな。あーーせめてイヌピーがいたらなぁ｣








鶴蝶｢イザナ……………｣








マイキー｢ケンちん………………｣








明石｢未亡人しかいねぇのか、ここは｣








｢大丈夫ですよ。これから私が皆さんの彼女です｣








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なんて言ったのなら、3人にはもれなく｢何を言ってんだお前は｣みたいな顔をされた。私の上司たちってなんなの？女の子と関わりありました？彼女いた？むしろ。









こんな可愛くなって、全員で２時間もかけたのに、可愛いよとか似合ってるねの一言もないの？









え？大丈夫？








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｢キャスティングを間違えたのかもしれない｣







望月｢今更か｣









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顔がいいから仕方ないな。








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