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帰宅 ページ24

Aside






2人が話している間、

待合室で待っている時に観音坂さんと

また少しお話をした。



それから、霧島と少し、仕事の話をする。




A『編集長には、伝えているけど、

同僚達には風邪って事にしてるから

また少し心配かけちゃった。


布団から出なければ平気だからって言って

パソコンで出来る仕事だけ

回してもらったんだけど、

気を遣って、あまり回してくれないの。』




霧島「そりゃ、戻ってからが

大変そうだな。」



A『本当に。


一応明日まで休んで明後日から

戻る予定だったけど、

もしかしたら長引くかもしれない。


少し、いつもより弱ってるみたいで。』




霧島「……そうか。


まぁ、仕方ねぇから、頼むぞ。」




A『うん、いつ頃家に戻るつもりでいる?』



霧島「夕飯の後だろうな。

その時間が一番手が空くだろ。」



A『分かった。じゃあ

悪いけど、よろしくね。』



霧島「おぅ。」






独歩「…………あの……

失礼だったら申し訳ございません。


……二人は、どういう?」




霧島「あぁ、悪いな。

詳しくは言えねぇが、俺は

左馬刻の所の組のもんだ。


こいつとも、顔馴染みでな。」




独歩「あ、そ、そうなんですね。

興味本位で聞いてしまってすみません。」




霧島「いや、まぁ、気になんのは普通だ。


言えなくて悪いな。」




独歩「いえいえっ!

俺の方こそ、すみません!」




A『観音坂さん、落ち着いて下さいね。

何も謝ることないですよ。


観音坂さんは、何も悪くありません。



だから、このお話はもう終わりです。

いいですね?』




独歩「あ、はい。すみません。」


A『もう……また謝ってる……。』







そんな話をして、診察室へ戻ると、

左馬刻が少し辛そうに見えた。


近づき抱き寄せ、

彼らに聞こえないように小さい声で

左馬刻の欲しがる言葉を伝える。




そうして、落ち着いた頃、

私達は診察室を後にした。









薬をもらい、家へ帰ると、

すぐに寝室へ行き、


二人共部屋着に着替え、ベッドに潜る。





左馬刻「…………あのリーマンと

仲良くなったか?」



A『どうだろ。

でも、詳しい事は話してないよ。

霧島も、話そうとしなかったし。』




左馬刻「……そうか。」




そう言って、いつもの様に甘えてくる。

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作者名:ゆず | 作成日時:2019年7月17日 2時

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