寝顔 ページ25
一二三side
帝統「………………なんか、
みっともねぇ所見せて悪かったな。」
そう言いつつ、
Aから離れないんだよな〜。
彼は、どうやら僕らに妬いていたようだ。
配慮が足りなかったと、少し反省。
帝統「…………ちょっと、外の空気
吸ってくるからAのこと頼む。
A、すぐ戻っから、ちょい待ってろ。」
A『………………ん。』
帝統「そんな不安そうな顔すんなって。
ほんと、すぐだから。
……いってくる。」ナデナデ
帝統君が家を出た後もしばらく
Aは、扉の方を向いたままだ。
一二三「……Aは、
帝統君の事は好きかい?」
A『!…バッ………ん!…す、き!』
一二三「ふふっ。……それは、
恋愛の好きかな?」
A『……??…………』コテン
どうやら、好きの違いが
分からないらしい。
首をかしげた姿は、なるほど。
お店に来るどんな子より、可愛らしい。
っと、こんな事を思っては
また嫉妬されてしまうかな。
独歩「……なぁ、A。
A、俺らの事は、好きか?」
A『ん!…す、き!』ニコッ
独歩「っ、///………じゃ、じゃあ、
俺らに対する好きと、
帝統に対する好きって、一緒か?」
A『?……んー、みん、な、すき!
…けど、だい、す、いちばん!す、き!』ニコッ
独歩「……んまぁ、これでいいのか
よく分からんが、
一番好きっていうのを、Aから
帝統に言ってやれ。喜ぶと思う。」
A『!!…ん!』
それから、すぐに帝統君は戻ってきて、
Aが言われた通りに好きを伝えると
帝統君は顔を赤くしながら
抱きしめていた。
その後は前回のように
皆でお昼ご飯を食べたり、お話をしたり。
前回と違うのは、Aが
帝統君から離れようとしなかった事かな。
独歩「…………それで、この前も…ん?」
?…………あぁ。
一二三「寝てしまったみたいだね。」
寂雷「とても穏やかな寝顔だ。
いい夢を見ているようだね。」
独歩「……布団に
寝たせた方がいいのか?」
帝統「あんまり寝かせると
夜寝れなくなりそうだし、
膝に寝かせときゃ大丈夫だろ。」
一二三「それでいいならいいけれど。」
寂雷「……ふふっ。
可愛らしいね。」
一二三 独歩(……そんな先生も
お可愛いですよ……!)
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宇宙 - 凄い共感します!!3$EVEN の夢かよ!?のところとか良いですよね。あと左馬刻様のボソッと喋る時も!推しは独歩だけど話が合う気がします。ヒプノシスマイクの小説そこまでたくさんあるわけではないので、このような作品が読めて嬉しいです。作品全部読むので応援してます。 (2020年8月16日 21時) (レス) id: 95c29b5ba6 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートバカ - あああああっっ…続き、楽しみですっっっっっ! (2019年6月30日 21時) (レス) id: b750cb0a89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2019年6月23日 16時