世話係 ページ10
幻太郎side
帝統「………………金貸してくんね?」
幻太郎「……………………は?」
この状況で、何を言ってるんだ……?
幻太郎「それは、何に使うお金ですか?」
帝統「えっ?……あー、と
ほら、これからこいつの面倒みるなら、金必要だろ?
だからさ、俺が倍に増やしてくっから。。
………………たのむ!!」
呆れた。
幻太郎「Aを置いて出かけるのですか?」
帝統「いや、お前ら2人もいたら十分だろ?」
幻太郎「…今日1日一緒にいても、Aは帝統から離れようとしなかったんですよ?
いくら寝ていて気づかないからと言って
それは可愛そうだと思いますよ。」
帝統「…………そこを、、なんとかっ…!!」
今はAがいて土下座はできないようだが、
思いっきり頭を下げられる。
そこまでして賭場にいきたいのか。
さて、どうしたものか。
乱数「よーしっ!
じゃーみんなで僕のおうちへ
れっつらごー!!」
帝統「お、おぅ。」
帝統が立ち上がろうとすると、
『っ(ビクゥッ)!』
もちろんAの頭は倒れないように
きちんと抑えていた。
あれだけ爆睡していたなら恐らく気づかないほどの動きだったのに。
彼女はとっさに目を覚まして帝統にしがみついていた。
帝統「…………。
いや、いなくなんねーよ?
これから乱数の家に行くから、Aも連れてくぞ。
連れてってやるから、寝てていーぞー。」
そう言っていわゆる姫抱きにして連れていく。
Aは歩く揺れによって再び寝ていた。
幻太郎「帝統。こんなにすぐに起きてしまっては
尚更賭場になんて行ってられないのでは?」
帝統「うぐっ…」
乱数「ねーねー、さっきからちょいちょい聞いてたんだけどさー?
だいすはAの世話をするためのお金が欲しいってことなんだよね?」
帝統「あ、いや、えーっと、、
そ、そうだ!
こいつに不自由はさせられねーしな!」
乱数「ならさ!
これから1週間、帝統がAのお世話係してよ!
そしたら、1週間分のお給料として、僕がお金あげる!
ね!それでよくない??」
幻太郎「なるほど。それならば確実に
お金を手にすることが出来ますねぇ。
帝統。Aの為にも、そうしたらいかがですか?」
帝統「(ぁー…くそぅ…。)
まぁ、昨日も行ったしなー、
今日ぐらいは行かなくてもいいけどよー。
けど、1週間行けないのはさすがに辛ぇ!」
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ゆず(プロフ) - 赤砂晋助さん» すみません、逆ハーものにしたかったので、捏造しました。注意書き足させて頂きました。 (2019年8月19日 1時) (レス) id: 893f62a7ef (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - あの。細かいって言われるかもしれないんですけど、その、一二三って、女性恐怖症じゃないんですか? (2019年8月19日 1時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - チョコレートバカさん» コメありがとうございます、!知ってますよ!好きを共有出来てとても嬉しいです!!今後の展開がまだ定まってませんが、間違いなく愛されているので、気長に見て頂きたいですっ! (2019年6月24日 9時) (レス) id: 893f62a7ef (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートバカ - 理想の内容です。ハッピーシュガーライフってご存知ですか?なんかそういう、拾った子が愛される…みたいなの凄く好きです!!ウマウマぁ… (2019年6月24日 1時) (レス) id: ed0ff1c049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2019年6月21日 10時