優越感13 ページ31
「あっは！！みんな帰ってていいよ！！僕がAちゃんおんぶして帰るから！」
「いやぁ、往来でそれは恥ずかしいでしょ、十四松兄さん。ほら、僕と帰ろ？」
口々にそう言われるが…
え？
…え？
と、頭は混乱する。
押しのけてきた彼女たちは……きっとあなた達が
努力の方向音痴な私なんかよりも、よっぽど綺麗で、可愛くて、一途にあなた達を想ってくれるような人たちばかりなんじゃ…。
その彼女たちを差し置いて、何故、私は…
…。
……。
ﾄﾞｸﾝｯ…
「―――――ｯ…！？//」
何かを感じた瞬間、痛いほどの胸の疼きがあった。
と、同時に胸を包む甘い幸福感。
「…？……？？」
こ、こんな感情ダメだ。理解してはしんどいものだ。
こんなのはよろしくない、だってこれは…他人と自分を区別化するもの…。
「――――どーしたの？帰んねーの？」
おそ松さんは…この劣情の正体を解ってるんだ。
解っていて、こうして甘く笑うんだ。
「……帰…る。 あ、帰ります。」
そのまま普通に。
本当に普通に。
私は六つ子さんに手を引かれ、『ちょっと通してね』なんて言って女性の波をかき分ける彼らに付いていった。
その後だ。
我に返った女性たちが『本物の神が降臨しとるがな！！！！』とでも言わんばかりに、
黄色い悲鳴とともに大挙して押し寄せてきたのは…！
「ああああやばいっておそ松兄さん！！！」
「ちょっとここまでじゃなくて良かったかもぉ…！！」
「……フッ、博士の発明品に『調節』や『節度』を求めてたのかァ…？」
「………カラ松さん。今の話…もう一度お願いします。」
「あっ。」
「「「「「バカラ松(兄さん)。」」」」」
*****
「もーしばらくモテるのはいいかなー(笑)」
「あれだよね…普通にモテたい。」
「………ああ、そうだな…、えっと…」
上の3馬鹿が話し合っている
カラ松兄さんがAちゃんの方に視線を向ける。
Aちゃんはというと、寝室の布団の上で壁を背にして枕を抱きかかえていた。
そんでもって十四松兄さんに頭を撫でられている。
うん、かわいい。
この一連の騒ぎは、カラ松兄さんの一言で完全に博士の発明だとバレちゃったわけで。
枕を抱えながらAちゃんは時々思い出したように赤くなっては、気まずい表情になっていた。
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ちよ(プロフ) - 推し松まで言ってくれるなんてありがたや…ありがたや…（まさかデータベース障害が起こるとは思わず返信が予定より遅くなり申し訳ありませんでした;;;） (2017年5月4日 23時) (
レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - らるさん» らるちゃんのお友達様ありがとう！！！そしてそれを届けてくれてありがとうらるちゃん！！(´;ω;`)！！海でいっぱい遊ぶって最高やん！！！！最高やん！！！！////えっ、もうらるちゃんもお友達様も想像力企画力すごくない？？？分けて？？？ｗ返信遅くなってごめんね！ (2017年5月4日 23時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - かや梅さん» そそそそんな固くならんでっｗならんでっ、かやちゃん/////もうもういっつも応援してもらって私こそ本当にありがとうというか、お礼してもしきれんね！！(´;ω;`) や、かやちゃんの方が断然かわいいよ(`･д･´)ｗ 返信おそなってごめんね…！ごめんね…！ (2017年5月4日 23時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - らるさん» おおおらるちゃんリクありーっ！！！はわわ…！相変わらずの神お題マジでありがとうございます！いつもありがたく思ってるよー！(´;ω;`)返信遅くなってごめんなあ！ごめんなあ！ (2017年5月4日 23時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - 抹茶色さん» 抹茶ちゃん！！！！！ありがとう！！ｗｗほんとリクエストのお陰で続けられているような貧困妄想力なのでマジで助かってます…！(笑) 少しでも抹茶ちゃんの楽しみに貢献しているならこれ以上ない喜びやで！！本当にいつもありがとうね！返信遅くなってごめんんん！ (2017年5月4日 23時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちよ | 作成日時：2017年4月9日 4時
