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interlude~彼氏疑惑~ [チョロ松] ページ18

『あっそう。』

「そっちはどう?べ 」

勉強は進んでる……?
と言いかけて、ふとやめた。

その前に確認することがあるんじゃないか?
()が彼に言わなきゃいけないことが、あるんじゃないのか。



─ Aちゃんがお姉ちゃんって、なんだかんだ言って嬉しいのかなって。 ─



「そっちはどう?……ちゃんと、ご飯食べて元気にしてる?」
『なんで、俺が心配してんのに。こっちは実家暮らしだから平気。まあ、ありがとう。』
「勉強の調子はどう?」
『そこそこ。去年がクソだったことはわかるわ。……ってか、一人暮らしだよね?』
「へっ!!?」

思わぬ突っ込みにビビる。
ビビった流れで階段を降りてしまった


『いや、薄壁にしたって隣の部屋気にしすぎじゃない?なんで小声なの?』
「あっ、それは…まぁ、お隣さんへの配慮よ。こういう性格だから…あはは。」

『ふーん。まあいいや、たまには帰ってこいって母さんが言ってた。』
「う、うん…。」

『またね。』
「またね…。元気で。」

通話を切る。
つい降りてきてしまった一階の廊下はシーンとして



……ノォ!!?
…!〜〜ッテコト!?



いや。シーンとはしていない。
離れている上の寝室から、話し声が聞こえなくもない。

「…?」

取り込み中だと悪いから、ゆっくり上がろうか。


*****


「†何という事態†」
「やっべー!!あハハハハ!?」
「だってAちゃんっていったら"清純"なイメージなんだもん!」
「………もうソイツの前に俺達が入れ替わり立ち替わり現れてノイローゼにして追い払うしか……。」
「んな陰険なことしてどーすんの一松!でもなぁ!逆はなくてもこれはあり得たよなぁ!?」
「あーーーっ!!何で俺たちゃ1ミリもその可能性を考えなかったんだぁ…!」

僕たちが達した結論はあまりにも無慈悲なものだった。


「「「「「「Aちゃんに彼氏がいたって事に…!!!」」」」」」


僕たちに彼女がいるんじゃないか、そんなこと思い付くやつなんていない。
でも僕たちは逆を考えてなかったんだ…!

「やべえよ、だって『ご飯食べてる?』だよ!?んなもん彼氏にしか言わねーよ普通!」
「電話の口ぶりからすると、遠距離恋愛だよね。間違いない。」
「距離に反して愛が育つっていう、あの!」
「怖いこと言わないで十四松兄さん!」
「……しかも、隣への配慮だっつって俺たちの事隠してたよね…」
「回り続けてくれ…俺の歯車ッ…!………ん?いや、ちょっと待ってくれ。…皆。」

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ちよ(プロフ) - イラさん» イラちゃん…!ありがとう…!ほっこりしてくれたならよかった…!でもこっからは原作ネタの六つ子話とかも入れていく予定だからねww応援本当にありがとう! (2016年10月22日 21時) (レス) id: 7980a9d63a (このIDを非表示/違反報告)
イラ(プロフ) - お久しぶりに来たけど相変わらずほっこリする小説だよ〜!!人の温かみや辛さがひしひし伝わってきたよ!!ゆっくりで良いから頑張ってね! (2016年10月22日 16時) (レス) id: 1dff651d8b (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - わあ”!さきさん!!どんぴしゃですね!!笑 現役薬学生さんにコメをいただけるとは…!本当にありがとうございます!共感ほんとありがたいです〜><//(実習はもう終わられたのでしょうか(/ω\)) さきさんの大学生活も心の底から応援しております…! (2016年10月17日 23時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - (実際プロタミン聞かれたときに心臓が体外に吹っ飛ぶかと思ったよね…) (2016年10月17日 23時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 私某私立女子大の薬学生なのですごく共感できます!これからも頑張ってください! (2016年10月17日 22時) (レス) id: 1e3e119e4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちよ | 作成日時:2016年9月19日 20時

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