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xvi ページ17

はぁ、っ、はあ、…







あたたかいはずの風が私の喉を冷たく突き刺す。











もしまたユンギに会えるなら急がないといけない。











はぁ、っ、着いた。












私は病院へ駆け込み307号室へと向かった。












っ…はぁ、…はあ












ついに307号室の前に来た私は






上がった息と髪の毛を整えてゆっくりとドアを開ける。



















夕暮れ





西の日差しに美しく照らされた白い肌







あの時と変わらない香り







今307号室にいて、




窓の外を見つめている人







猫のような後ろ姿











『ユンギ…』










顔は見えないから確信はできない。



だけど私はそう名前をよんでしまっていた。












ゆっくりと振り向く猫のような顔








私と目を合わせて優しく笑う。



















「病室をお間違いでは?」



















『馬鹿じゃないの、今度は間違ってない。


私は307号室にユンギに会う為に来たの。』


















「そうだな。10年間も待たせて悪ぃ」















『私、ずっとユンギの事しか考えられなかった。


毎日ユンギの事だけだったよ。』















「うん、俺もお前だけ。」


















『私、今年でもう27になる』
















「Aはヌナらしくなったな」

















『年下の癖に生意気なとこ変わってないね』

















私がユンギに歩み寄ると





ユンギは私の手を引いて優しく抱きしめた。



















「愛してる」














『私も、愛してる』



















fin

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きむそくじんが言ったダジャレ(プロフ) - まろんさん» コメントありがとうございますㅠㅠ とても励みになるのでそう言ってもらって嬉しいです!こちらこそ最後まで読んで頂きありがとうございました⸜🙌🏻⸝‍ (2022年8月8日 10時) (レス) id: 04699b3c3a (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - すごくすごくよかったです、、、!最初は号泣案件の小説かと思ったら違う意味で号泣案件でした、、、素晴らしい作品をありがとうございます😭 (2022年8月8日 2時) (レス) @page19 id: afb55879bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さんずいへん | 作成日時:2022年8月3日 18時

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