治くんはヤンデレを通り越してやべぇやつだった件 《太宰治》

私とお礼 ページ23

『それでなっちゃん2号、私はどうすればいいの？』







「とりあえずその呼び方やめろ」







『中原さん、私はどうすればいいの？』









「……中也でいい。周りの奴らには下の名前で呼ばれてる」




なんかめんどくさい人だなぁ





『じゃあ中也……さん？くん？、くんでいいか！本題に戻るけどどうすればいい？』








すると中也くんは少し考えた後私に言った











「じゃァ、一杯付き合え」









え、それお礼になんの…？









『そんなことでいいの？』








「それぐらいしか思いつかねェんだよ……」









もっと他にある気はするけど、まぁ本人がそれでいいならいっか！




っあ、でもこれ今から？





今からはちょっとなぁ、、、




治くんにもう家に帰ってそうだし








『後日でもいいかな？今日はちょっと……。』







「あァいいぜ、いつ空いてる？」







『んー、明後日とかどう？』







「明後日か…(特に予定なかったよな？仕事をさっさと終わらせりゃあ問題ねぇか)、いいぜ」









今一瞬考えてたけど大丈夫なのかな




まぁ無理ならまた別の日でもいいけども








『……じゃあ明後日ね！っあ、待ち合わせ場所とかどうする？』








「…とりあえず連絡先交換しねぇか？後はメールでやり取りしようぜ」






おぉ！たしかに！こんなところで立ち話しも嫌だし時間かかっちゃうし！



遅くなればなるほど治くんが心配しちゃうだろうし









『そうだね！じゃあ交換しよ！』













それから私となっちゃん(2号)はお互い連絡先を交換した







もちろん登録名は“なっちゃん2号”だ





本人の名前を言う時はちゃんと中也くんって呼ぶしバレなきゃ大丈夫でしょ







「じゃアな、気ィつけて帰れよ。」






『うん！ありがとう！また明後日ね！』









そうして私たちはそこで分かれた








◇◇◇◇◇



8月に番外編の集計をさせて頂きまして、
その結果多くの投票をもらいました。


押してくださった方々、ありがとうございます！



おそらく、


ずっと放置してんじゃねぇよ！とか


さっさと作れよ！とか


思われた方が多いと思います、自分でもそう思います



反応集の方も好調でたくさんのリクエストなど頂き消化したりでなかなか番外編を制作できないでいました




ですが、、！



今月中にはなんとか作るようにしますので、あと少しだけお待ち下さい！！！

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