【オリジナル】館に集う者達

キリがない by哥欲祟 ページ21

｢ﾁｯ…こいつら、どんどん湧いてきやがって…

あっ、危なかった〜口調が変わりかけちゃった！｣


でも、この数の化け物を始末するのは時間がかかる…

｢とにかく、皆…殺られる前に殺らなきゃ意味が無いから！早く、出来るだけ多くの敵を始末して！｣


｢｢分かった！｣｣

雪菜とルカが威勢よく返事をする

豹李は…ってめっちゃ戦う気満々！？


豹李も一応戦うことは出来るでしょ、雪菜とルカは戦いようによっちゃ凄いことになりそう…


｢まあ、私は体術で行くしかないよねぇ！｣



私の方向には、大体4体くらい…？余裕！


｢遅いよ！殺られたいの！？｣

通じもしない煽り文句を叫びながらジャンプをし、２体同時に首に蹴りを入れて倒す

｢あ、こいつら皆が皆ク〇ボーみたいになる訳じゃないんだ…

っ！！｣


油断していたら、化け物が後ろから殴りかかってくる

間一髪避けきったけど、あんな大きな手で殴られでもしたら、きっと私は90%の確率で砕け散る


当たっちゃダメ、集中しなきゃ

私は腕に自身はない
体術には腕も関わってくるけど、こんな大きなやつ相手じゃ腕を使ったところで、掴まれて終わり

足で戦うしかない…


でも…足が使えなくなれば、それこそ終わり…

｢めんどくさいなあ！！｣


化け物の肩に乗り、化け物の手が私に近づいてきたのを確認し、首に蹴りを入れる

｢え、なんかこいつ武器持ってる！！｣


まさに鬼が金棒持ってるような感じ

金属バットみたいな、当たれば即死しそうな武器


これはきつい

振り回されたら終わりだ



一旦増援に回った方が早い


私はそれほど強力な攻撃が出来るわけじゃないけど、こいつらなら私でも倒せた

武器を持ってるやつはルカや雪菜に任せて、他の化け物を始末する方が時間も短縮される…



リンジュは化け物が振り回す武器を避けながら、一番早い討伐策を考える



と、化け物と化け物の間にちらっと見えた信じられない光景


化け物の大軍が近づいてきている



｢なっ…！
っ…こんなやつ、私だけで倒せないとキリがないじゃん…！｣




リンジュは化け物が振り回した武器の上にジャンプで飛び乗り、そこから腹を見据えて回転蹴りをかました






―――


自分の戦闘状況、リンジュのように事細かに書いてくれて構いません！

…あ、化け物の援軍を用意したのは、戦闘シーンを書くのがあまりにも楽しいからです^^;

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