【オリジナル】館に集う者達 (ページ22)

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戦闘狂by雪時雨ページ22

豹李side

うわぁー囲まれちゃったね。
てかみんな整った顔して結構戦闘好きとか……………まぁ良いや。

「かかってきなよ。化け物の野郎。」

「俺は死ぬ。俺は脆い。俺は火を出さない」

なんか火が出てきた。
なんでも良いんだよね。
攻撃できんなら。

「燃えろっ！！！」

手を振り上げると化け物は燃える。
肉が焦げる匂いがする。

「あっ、そうだ。」

「どうしたの豹李？」

「なんか名案が思いついた顔してるよ？」

「うん、思いついたんだよ雪菜姉さん！リンジュ！これで他の化け物達のとこ行ける。さっさと片付くよ！」

みんな頭の上にはてなが浮かんでる。

「化け物達は一瞬にして活発に動く」
まだ湧いてくるだろう、でも今は他の化け物達をやらなきゃいけない。
「動き続ける！」

すると今まで活発に動いていた化け物は倒れっていった。

「取り敢えず、建物の修復とかしんどそー」

「あっ、リンジュ！一応建物とか見た方が良いよ。化け物ウジャウジャ居るかもだしね」

「え？」

「俺は取り敢えず建物損傷してないか見たくるよ！一応化け物入ってくるかもだしね～」

「う、うん。」

「早くした方が良いんじゃない？戦えない人の前に化け物きたらひとたまりもないし」

「うん。」

引いたかな…………みんな戦う気満々だったし…………

多分それぞれここに来るまでドラマがあったんだろうな、それを破壊するには十分すぎる終わり方。

うわっ……………絶対俺今悪者じゃん

逃げるように俺は建物が損傷してないか見て回る。

その瞬間テラスの方から呻き声が聞こえた。

「これ感なのですが相当な手練れではないでしょうか？」

「そうだね。」

「リンジュさん、貴方は瞬間移動を使い戦えないみなさんの避難誘導、それが済んだらテラスに、雪菜は私とテラスに、豹李さん、この建物に化け物が進入できないようにできます？」

「い、一応できると思う。」
多分。

「この館の中に進入して居るものは別に大丈夫です。バリアみたいなものを張ったらすぐにテラスに！」

「では、皆さん、行きましょう！」

「「「はい！/おう…」」」

なんか、急展開すぎやしないか？
取り敢えず、バリア張らなきゃだな。
どう言うか……………

そうだ！
「この館に化け物がウジャウジャいる！」

取り敢えずこんな感じでどうだ！
てか募集しよっ！
そして、テラスに向かい走り出す。
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長引いてもあれだし、どうすりゃ、
化け物まだ館内にいるよね！うん、いる！