一話*左と一 ページ3
ある日の本丸、調合室にて。
一振りのお客がやって来た。
「失礼します。」
「はーい!…あ、小夜じゃない!
どうしたの?怪我でもした?」
「大丈夫です…あの、姫鶴一文字さん」
「んー?」
「今から、兄様達と札遊びをするんですが…」
「札遊び?確か、えーっと…ばば抜き?だっけ?」
「はい。でもばば抜きは四人の方がやり易いそうです。
だから姫鶴一文字さん、ばば抜き…やりませんか?」
いやはや珍しい…
まさか小夜が誘ってくれるなんて…
「うん、いいよ!やろっか!」
「! はい…では、行きましょう」
小夜の周りに桜がひらひら舞い散る。
縛られた小夜の髪がぴょこぴょこ跳ねる。
それを見るのは、とても和んだ。
** ** **
「兄様、姫鶴一文字さんを連れて来ました。」
「どーもー」
左文字の部屋に入ると…
「うわ、何で来たんですか。」
「…どうも」
相変わらずジメジメした二人がいた。
「ちょっと宗三!うわって酷くない!?
そんなに私が嫌いか!?」
「つべこべ言わないで下さいよ。貴方、折角の
兄弟水入らずの時に乱入してきてるんですから。
早くして下さい。日が暮れてしまいます。」
「ちょっと江雪!どうなってんだお前んとこの次男!」
相変わらず宗三は毒舌だった。
江雪は、はぁ… と呆れたかのように溜息を吐き、
「それでは……ばば抜きを始めますか……」
と言ったので、ばば抜きを始めた。
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アキ(プロフ) - 更新楽しみにしています!!がんばってください!p(´∇`)q ファイトォ~♪ (2017年11月13日 19時) (レス) id: a27f28dca4 (このIDを非表示/違反報告)
一期プリン(プロフ) - 更新されるの楽しみに待っています!!!! (2017年2月10日 22時) (レス) id: a013c5323a (このIDを非表示/違反報告)
孤縷 - 更新されることを待ってます…頑張ってください…! (2017年2月10日 20時) (レス) id: e7c77ff0c2 (このIDを非表示/違反報告)
☆*ミカ*☆(プロフ) - こ、更新…しましたよ…!!((( (2017年1月7日 9時) (レス) id: 8704acb079 (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱少女(プロフ) - やばい、ハマりましたw (2016年12月25日 10時) (レス) id: 5b02b4a495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ココアサイダー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uranaikari1/
作成日時:2016年11月6日 3時