【刀剣乱舞】愛してます、主、切実に

十一話*女神様みたいな人 ページ13

「あ、骨喰たちポテチ食べてるー!俺も食べよ!」

「食うな馬鹿!他で食え!」



ポテチを没収し、話を進める事にした。
…このポテチは後で薬研と美味しく頂きます。





「脇差組は知ってたの?骨喰の件について。」

「はい!まぁ知ったのはついさっきですけどね!」

「洗濯してたら主さんと骨喰くんが見えたんで…
ごめんなさい、兼さんと盗み聞きしちゃった。」

「それを堀川くんから聞いて、今に至るよ。
全く、隠れてやるなんてむっつりだねぇ。」




ホントだよ。凄いよ脇差。
青江、お前には言われたくないよ。



そして…








骨喰が恋をするとは、思ってもなかった。
しかも、主に…人間に。





「ねぇ骨喰、主の何処を好きになったの?」

「顔だ。」

「んなドストレートな…」




主には絶対に言うなよ…
と念押ししようと思ったら、





「姫鶴が黄泉の世界から戻ってきた時…
主はとても嬉しそうに笑っていた。


泣きながら笑っていて、
でも、とても綺麗で…






…女神みたいな人だと、あの時初めて思った。」




…撤回。




「骨喰」

「何だ」

「そのまま行け。押して押して押しまくれ。
あの人押しに弱いから。」

「え、あの、」






「…ずっと怯えて引きまくった私みたいになるな」

「!!……ああ、助かる。」




好きになった理由も、私と同じだった。

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