【刀剣乱舞】帰ってきてください、主、切実に

四話*前の主の影響ですな ページ7

会議は…難航した。





「主…千秋様の孫娘にあたるA様の事だが、如何せん、その…」

「女性らしからぬ見目という事…でしょうか?」

「その通りだ、宗三」



君らホント毒舌だよね。
やっぱりあの織田信長様の刀なだけあるよ。私あの人嫌いだから尚更だ。


あ、薬研は別だよ?
薬研は私自慢の優秀な助手。


長谷部や宗三と比べてちゃやってらんねぇやい。




「…おい姫鶴貴様、懺悔の時間ならくれてやるぞ?」

「んぇ?」

「本当、僕貴方嫌いです。」

「は?ちょ」



おいおいどしたの2人共?
普通に怖いんだけど…




「心の中が丸聞こえだ!」

「うっそアレ聞こえるもんなの!?」

「口に出してましたよ。本当に馬鹿ですよね、貴方。」

「宗三は本当私に当たり強いよね?私に恨みでもあんの??」




会議中に抜刀沙汰になった。
こんなの、主が病気になる前まで日常茶飯事だったのに…




「テメェら表出やがれ!私が直々に解剖してやらぁ!」

「上等だ!圧し斬ってやる!」

「嫌ですが…魔王の犬と同意です。」

「おんどらそこに座りやがれ!首落としたらぁ!」




いつものように、思えてしまった。




「相っ変わらず仲悪いよなぁ彼奴ら」

「前の主の影響ですな」

「はっはっは、よきかなよきかな」

五話*主、再登場→←三話*刀剣会議

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