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赤(マーダーside) ページ7

エラ「アークソ!ナンナンダヨフザケンナ!」

イ「このまんまじゃヴァーナちゃんが!」

みんなが慌てふためく中俺は頭をフル回転させ、打開策を考えた

マダ(どうする…このままじゃヴァーナがあの炎に焼き尽くされる…!どうにかしてあの場所に行かないと…そうだ…)

俺はふとヴァーナが最後に俺と別れた時のことを思い出した
あの時…何かに少し怯えていた
何が近くに…いや、体についていた?
ヴァーナは母親を殺した時血に塗れていた

…そうか…そういう事か!

俺はバッとインクの方に振り向いた

マダ「インク!」

イ「な、何?」

マダ「ありったけの赤いインクを撒き散らせ!」

イ「え?」

マダ「いいからまけ!」

イ「わ、わかった!えいっ!」

インクが筆を振って赤いインクを撒き散らすと明らかにモンスター達の様子が変わった

《赤…血…血だ!》

《やだ!怖い怖い!》

《逃げろ!みんな逃げろ!》

モンスター達は皆一斉に逃げ出した

キ「な…何がどうなってんの?」

マダ「ヴァーナは…多分血とかに恐怖を覚えてるんだ。母親を殺した時のあれがトラウマになって血を見ると体が固まるんだろう。ならここはヴァーナの世界。ここにいるやつらは同じ弱点を持っていてもおかしく無い!」

ナ「成る程、やるな。」

マダ「たまたまだ。」

イ「よしこれで…みんな行こう!」

エラ「ナンデオ前ガリーダーミタイニナッテンダヨ。」

何はともあれ俺たちは処刑場まで降り立った

キ「ヴァーナちゃん!助けに来たよ!」

炎の中に磔にされているヴァーナにキラーが呼びかけた
しかしヴァーナは虚ろな瞳で返事はない

ホ「どうしたんだ?」

「無駄です。彼女に貴方達の声が届く事はありません。」

マダ「っ…!」

見ればシスターが俺達を高い台から見下ろしていた
だが顔はうまく見ることができなかった

「彼女の心は既に疲弊しきっている。全てに絶望し、諦め、悲しみに打ちひしがれ、そんな彼女に貴方達の声を聞く余裕などないのです。」

マダ「っ…ヴァーナ…!」

ナ「おい!ヴァーナを今すぐ離せ!」

「いけません。罪人には死を。それが世の常人の為。悪は裁かれ死に絶える運命なのです。」

エラ「フザケンナ!」


エラーが怒り心頭のあまり攻撃しようと飛び上がった
しかし

エラ「グアッ!?」

キ「エラー!?」

エラ「あ…あちっ!あちちっ!」

攻撃しようとした途端エラーの体が炎に包まれた

たとえこの身が燃え尽きようと(マーダーside)→←処刑(マーダーside)



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ソルトサンド - 全力で応援します! (2019年4月30日 22時) (レス) id: e4e8ea73ed (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - いいんですよ…次のシーズンでも良ければおうえんおねがいします (2019年4月30日 18時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
ソルトサンド - セカンドシーズンもあるんですか!? 闇鍋ソースさん好きです(突然の告白) 楽しみに待ってます(急に馴れ馴れしくしてすいません) (2019年4月30日 14時) (レス) id: e4e8ea73ed (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - フッグさん» フッグさぁぁぁん!ありがとうございまぁぁぁぁす!(感涙) (2019年4月30日 1時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
フッグ - ファーストシーズンおつかれ様です! セカンドシーズンもよろしくお願いします! (2019年4月30日 0時) (レス) id: 32ba9cd25b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇鍋ソース x他1人 | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2018年11月10日 10時

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