希望のソウルに惹き寄せられて6

めでたしめでたし ページ35

あの後私はインクにお願いをした

一つは地上にはモンスターがいたことにすること
これにより地上にサンズ達がいても何ら問題が起きることもなく、お屋敷も地上に移った

もう一つは消えてしまったもう一人のお姉ちゃんと私のために別の世界を用意すること
これについてはよくわからないけどインクにつてがあってそこに二人を移したらしい
今頃どうしているのかは私もわからない

この二つを達成した事で私とお姉ちゃんはあの姿になることはできなくなった
もちろん力の行使は今まで通りできるのだけど
前のような強大なポテンシャルは保てないようだった

変わったことはまだある

私は今までの記憶を取り戻し、精神年齢は18歳だ
けど見た目は小学校4年生だからみんな驚いてるんだよね

お姉ちゃんは遺産に頼っているのではだめだと働き口を探した
お姉ちゃんの実力と見た目であっという間に仕事は見つかった
来週からは仲のいい優しい夫婦の営む飲食店で働く予定だ

私も見た目や体裁を考え来週から近所の小学校に通うことになった
そしたらサンズ達が一人じゃ心配だからって送り迎えするなんて言い出して
一人でも大丈夫なのにね！

ベ「イリーナ！イリーナもこっちに来て一緒に歌うのだ！」

パ「そうだぞ！パーティーの仕込みばかりじゃあ退屈なのだ！」

イリ「うわぁ！あはは！今行くよ！」

お父さん
お母さん
私達姉妹は元気です
届いているかわからないけれど
これからは姉妹で協力して
みんなに助けてもらいながらも
元気に楽しく暮らしていきます

ヴ「おっと…」

マダ「どうした？ヴァーナ？」

ヴ「いや、ちょっとトイレ…」

マダ「？」

よし、しんみりしたのはおしまい！
ここからは思いっきりはっちゃけるんだから！

ーーーーーー

イリ「(言葉にできないほどの音痴で破壊的な歌声)」

サ「なんじゃこりゃ…」

ハ「み、耳が…まぁないんだけどキンキンするぅ…」

マダ「ヴァーナの奴こういうことかよぉ…！」


トイレにて

ヴ「すまん…みんな…」←イリーナの音痴を知ってて逃げた

ーーーーー

まだまだ続きます☆

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