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復活(マーダーside) ページ11

「愚かなモンスターたちよ、諦めなさい…彼女は死ぬのです。跡形も残さずに…」

マダ「ふざけんな…!ヴァーナは死なねぇ!」

エラー「ソウダ!」

キ「僕やマーダー…他の皆だって勝てた試しのない強いあの子が死ぬなんて!」

ナ「俺が言うのもなんだがあいつが死ぬバッドエンドなんて願い下げだ!」

皆が口々に言う中シスターは笑ってみせた

「では見せてくださいよ。彼女が蘇るところを…ありえないでしょうけどね…」

闇AU「っ…!」

俺達は何も言えなかった
現にヴァーナは目を閉じている
炎も燃え続けている
…本当に…もう…

ダメなのか…?

絶望に身体が蝕まれシスターの嫌な笑みに気が狂いそうになったその時だった

フッ

全「!?」

消えた
火が一瞬の内に消え去った
そして体を縛る縄も解け、ゆっくりと、ゆっくりと…

ヴァーナが目を覚ました

闇AU「ヴァーナ!」

奇跡だ
奇跡が起きた
歓喜する俺等を前にヴァーナは手を見つめると何かを覚悟した様に口を開いた

ヴ「アタシは…ずっと後悔してた。母さんを殺して、イリーナを殺して…皆を殺して。どれだけ罪を重ねたかわからない…でも、母さんはそんなアタシを許してくれた。そして、父さんを止めるよう託された。母さんは消えてしまったけれど…私はまだ消える訳にはいかない!」

ヴァーナは鎌だけ出すとシスターに切っ先を向けた

ヴ「アタシはイリーナみたく天使じゃないんでね。邪魔する奴は容赦無く…斬る。」

その瞳には強い決意が満ち溢れていた
それは絶望なんかじゃない
そう
例えるならば

希望

「…何を馬鹿なことを…私を殺す?ハッ…やれるものならやってみなさい。」

するとシスターはヴァーナと同じ武器を取り出した
驚く俺たちを差し置いてヴァーナは言った

ヴ「これはアタシのケジメ。手出しはどうかしないでほしい…」

マダ「なっ…でも…!」

ヴ「頼む…」

マダ「っ…」

あまりに真面目な声色に俺はそれ以上声が出なかった

「哀れで醜い魔女よ…大人しく焼かれ死ねば浄化されたのに…」

ヴ「お生憎様…アタシは諦めないと心に決めたし根っからの頑固ものでなぁ?残念だが勝たせてもらうぞ。」

「…戯言を」

シスターは口元を歪めながら切っ先を向けた

「その首はねてあげますよ。せめて苦しまぬ様に…」

「アタシは殺すつもりはないんだがねぇ…でもまぁ…かかってこいよ。」

その声を合図に鎌が激しい金属音を掻き鳴らした

ーーーーーー

更新停止誠に申し訳ありませんでした!
今後も亀になること必須ですが御理解下さい

おかえり(マーダーside)→←母さん(ヴァーナside)



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ソルトサンド - 全力で応援します! (2019年4月30日 22時) (レス) id: e4e8ea73ed (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - いいんですよ…次のシーズンでも良ければおうえんおねがいします (2019年4月30日 18時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
ソルトサンド - セカンドシーズンもあるんですか!? 闇鍋ソースさん好きです(突然の告白) 楽しみに待ってます(急に馴れ馴れしくしてすいません) (2019年4月30日 14時) (レス) id: e4e8ea73ed (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - フッグさん» フッグさぁぁぁん!ありがとうございまぁぁぁぁす!(感涙) (2019年4月30日 1時) (レス) id: a314e0ab78 (このIDを非表示/違反報告)
フッグ - ファーストシーズンおつかれ様です! セカンドシーズンもよろしくお願いします! (2019年4月30日 0時) (レス) id: 32ba9cd25b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇鍋ソース x他1人 | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2018年11月10日 10時

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