希望のソウルに惹き寄せられて

考察 ページ14

イ「そうだ…みんなに言っておきたいことがあるんだけど…」

サ「どうした？」

急にインクは神妙な面持ちになるとハニーやドギーたちのほうを向いた

イ「サンズやパピルス以外のみんなは相方の兄弟はどうしたの？」

ハ「僕はいつの間にかぶっ倒れててねぇ。サンズィもいなかったしはぐれちまったのかねぇ…」

ド「ぼ、僕達は気づいたらコーヒーとそこの彼と一緒に倒れてたみたいで…」

コ『兄さん達は近くにいなかったから同じようにはぐれちゃったんだと思う…』

イ「彼の名前は聞かなかったの？」

ド「こ、怖くて…」

イ「いや、いいんだ。よし、これで謎が解けた。」

イリ「謎？」

イ「おかしいと思わないかい？突然の地震と光、謎の黒い生命体、離れ離れにされたほかAU、イレギュラーな人間の出現、最初はUNDERTALEの世界にほかのAUが引き寄せられて閉じ込められてしまったんだと思ってた。でも違う…ここはUNDERTALEの世界じゃない。だってほかのキャラクター達がいないんだもの。」

ハ「つまり？」

イ「ここは意図的に模造されて作られたUNDERTALEベースのAUで、何らかの理由でスケルトンだけがここに集められ、閉じ込められたんだ。地震が起きたのはこの世界に無理やりほかのAU世界が引き寄せられたから。光ったのはスケルトンだけが元の世界からぬきだされたんだ。」

パ「ニェ…なんだか難しい話だな？」

サ「UNDERTALEベースってのがよくわかんないんだが…」

イ「UNDERTALEのその後の話だったり、一定のキャラクターが豹変してしまったりと…まぁ、世界観はそのままに、元の話とは違ったIFのAUのことだね。UNDERSWAPやUNDERFELLのように過剰にキャラクターの性格が変わっていないのが特徴。例を言えばDASTTALEやHELPTALEがあるね。」

インク以外「「？？？」」

イ「あ、わかんないか。ごめんね。ともかく、それが答えだと考えるならばイリーナちゃんはこの世界の人間…と考えても差し支えないよ。なぜ全く違ったソウルの人間がいるのかも理解できる。…あれ？イリーナちゃんは？」

サ「え、さっきまでここにいたんだが…」

ハ「あ、まさか…」

六人はそーっと赤いサンズがいた方向を向く
するとそこには縛った縄のみが残されていた

サ「ア…」

ハ「あいつ…」

サ・ハ・イ「「逃げたなあの野郎！」」

三人は盛大に叫んでしまった

一方イリーナは…

イリ「ふぇ…」

　「さぁてと…何とか逃げ出せたし…何して遊ぼうかなぁ？」

赤いサンズに押し倒されていた

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