じゅうきゅうわ ページ20
彼女「今日は肉じゃがなんだー。Aちゃんは肉じゃが好き？」
「…はい」
家の中に入って、当たり前かのように冷蔵庫を開ける
いや、彼女なんだしあたりまえなのかもしんないけど…
彼女「…Aちゃん、ちゃんと寝てる？」
「え？あ、はい、まあ」
彼女「…」
…もうお嫁さん気分か…！？私が奥さんってか…！？
背が高くて清楚で美人で家庭的って
…なんかもう勝てない
彼女「…カップラーメン…」
「あ、昨日時間なくて」
彼女「…」
「…？」
ゴミ箱に入った残骸を見つめている彼女さん
「あの…なにか…」
彼女「…別にいいんだけどね」
「はい」
彼女「ずっと思ってたの」
私の目をまっすぐ見る
彼女「私ね、坂田くんには長生きして欲しくて」
「…？」
そんなの私もだけど…
彼女「こういう不健康なもの食べたり、クーラーつけっぱなしで寝落ちしたり、寝不足だったり…あ、Aちゃんもね」
少しずつ近づいてくる
彼女「やっとの想いで告白して、大好きな人と付き合えたの。健康的な生活を送らせてあげたいのは当たり前よね？」
私の目の前に立って、手を伸ばしてくる
彼女「坂田くんは、私の理想なの。顔も、声も、性格も、…Aちゃんとのエピソードも」
頬を撫でられて何故か悪寒がした
彼女「Aちゃんを見た時も、理想通りでびっくりしちゃったぁ…」
なんでこの人は頬を赤らめてるんだろう
彼女「坂田くんも、Aちゃんも、なにも考えないで。大変なことなんてなにもしないでいいの。悩みがあるなら言って。寝不足になんてならないで。だってそんなことしたら2人とも顔色が悪くなってしまうでしょ？ただでさえ色白なんだから…。それから、カップラーメンも食べないで。こんなの不健康の塊だし、肥満の原因でもあるんだから。それから…」
永遠と語り続ける彼女の目は狂ってて
その視線の先にいるのは私なのに、その目は恋をする目だった
ねえ、
この人を怖いと思ってしまうのは、私のエゴでしょうか
・*:..｡o○☼*ﾟ・*:..｡o○☼*ﾟ・*:..｡o○☼*ﾟ
ながいとこまじで読まなくていいと思います。雰囲気でしかない
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つな(プロフ) - 睦月さん» めっちゃわかりますwかわいいし面白いし最高でしたw (2018年5月19日 23時) (
レス) id: 9c5751c726 (このIDを非表示/違反報告)
睦月(プロフ) - ブログ見て癒されたと同時に吹きました← (2018年5月18日 23時) (レス) id: 3bde57926f (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - そうなんですよ（汗)友達の悩みとかは聴くのは好きですよ(о´∀`о) (2018年5月17日 22時) (レス) id: ce5b0cae99 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 玲奈さん» そうなんですね〜！ (2018年5月17日 21時) (レス) id: 9c5751c726 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - そうですね！私もセンラさんの聞き手上手は憧れますね！私の場合はちゃんと話を聴いてから一緒に考える聞き手上手なので！センラさんとは少し違う聞き手上手です！ (2018年5月16日 23時) (レス) id: ce5b0cae99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すりらんか
| 作成日時：2018年4月28日 22時
