【アイナナ】癒しを君に＿＿＿＿ (ページ3)

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Ｎｏ．３～期限～ページ3

三月side

三月「ありがとう！」
ファンの子と接するのは慣れっこだ。
初めは戸惑ったりもしたけど、みんないい子だし、話せば楽しい。
俺が…困っているのは.....

『お疲れ様です！三月さん！』

そう、俺の最近の悩みの種.....
Aはここ最近忙しくなったIDOLiSH7のサポーターとして約3ヶ月間一緒に働くことになった。
マネージャーじゃなくて大丈夫かと心配になったりもしたけど…
なんとか、上手くやってるって感じだ。

三月「おう！次はなんだ？」
『次はショッピングモールでの次イベの宣伝です！』
三月「よしっ！次も張り切っていくか！」

MC、バライティ、歌番組、声優。
最近じゃ、IDOLiSH7よりソロで活動することも増えてきた。
MEZZO"程じゃねぇけど…(汗)

あっ、話がズレてる…
Aとの仕事できる日数は3ヶ月間。
その3ヶ月も今日で終わる。
その別れが、今の俺にとっては何よりも辛い.....

『.....さん！三月さん！』
三月「な、なんだ？」

Aに呼ばれて、初めて自分がぼーっとしてたことに気づく。

『次のお仕事の内容を説明していたんですが.....』
三月「わ、悪い…聞いてなかった.....」
『大丈夫ですか？疲れてますか？』
三月「大丈夫！大丈夫！(笑)」

笑顔でそう返せば『そうですか。』とほっとした顔で納得してくれた。

アイドルをやってるうちは、叶わぬ【恋】だよな.....
そう自分に言い聞かせた…