【文スト】自刃しようとしたら路地裏にいて幼女趣味に捕まったんだが

『正当防衛って便利な言葉。』 ページ14

?「んなっ、どういうことd」

納得しなかったようなので、近くにあった花瓶を頭に投げたら無事hitして、青年は倒れた。


これで記憶も消えてくれれば一石二鳥である(


『仕方ない。正当防衛だ。あらぬ噂をたてられない為の。』

そう口に出しながら自分に引っ付いている上司(とは思いたくないが)の髪をひっつかむ。

『太宰ー起きろ太宰ぃぃー』

すると、もぞもぞしたあと、力を強めてきた。

『今すぐ離さないとこの髪が塵と化すがいいか』太宰「おはよう」

漸く離れた。暑かった。

『お前のせいで汗かいた...。』
太宰「抱き心地良かったのに...シャワーならそこだよ。」

『...しゃわー?』

太宰「まさか...知らないの?」
『私は水浴びしかしたことがない。』
太宰「野生動物...。まあ簡単だ。蛇口を捻るだけだよ。」

『成る程...。で、太宰。服を脱ぐんだが何故じっと見てるんだ?』
太宰「えっ?脱ぐなら脱ぎ給えよ。」
『いやいやいや何で見てるんだよ。』
太宰「大丈夫だよ部下の裸見たくらいで興奮しないかr」

近くにあった花瓶を思いっきり投げて顔面に命中させる。
無事に気絶したようだ。←

『正しく、正当防衛だな。』

部屋に転がられてても困るので、入り口に倒れてる青年もろとも裾をひっつかんで引きずっていく。

そのまま幹部室に投げ込んで帰った。

現在6:30である。


『あっ、中也...だったかな。あと三十分で集合だった。』

簡単に水だけシャワーを浴びて、
濡れた髪のまま、シャツと黒いズボンを履いて、黒の少しヒールのあるショートブーツを履いて出た。外套は邪魔なので放置。


指定場所と思われる倉庫に入るとビンゴ。
真ん中に立っているのは中也だ。



中也「よぉ、来たか。」
『朝から散々だった。』
中也「何があったかはあえて聞かないぜ。」


さて、これから体術だろう。


中也「おら、何処からでも殴りかかってこい。」

『....』

私は無言でコンクリートの破片が積み重なった場所へ歩く。

中也「おいどうし.....は?」

そして横になった←



『あ"あ"あ"ひやっこいー....』
中也「いや戦闘しろよっ!?」
『シャワー熱かったんだよ...』
中也「否知らねーよっ!?」

怠いと思いながらしぶしぶ助走をする。



中也「そうそうっ....て、なっ!?」

そして懐に入り込むが



『がっ.....!!!』

すぐに軽く距離をとられ、蹴りが入る。
咄嗟に腕で庇ったが、私の体重に対して重すぎる一撃は
軽々と私を蹴り飛ばす。

そのまま廃材達の中へ突っ込んでしまう。


『あったたた....痛いなこれ...』

痣確定だなー何てことを考えた。

『筋肉量の差が酷い』→←『これは酷い』

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