主 ページ1
「もう、人間に関われなくなるかもしれないのじゃぞ?それでも、進むのか?」
A:……いい。私は進む。皆をこんな目に合わせたのだから
それでもいいと思った。
皆に会えなくなるのは寂しい。
でも、二度とこんなことは起こって欲しくない。
だから、私は進むんだ。
風:いいのか?本当に。俺は構わない。俺には貴様がいるからな
今、さらっとすごいこと言っていた気がしたけど…
気のせいかな?
A:風間さん…?
風:聞こえなかったのか?もう一度言ってやろう。俺には貴様がいる、と。
二度も言った。
この人、恥ずかしいとか思わないのかな…?
どこからも上から目線だな…
私の都合は無視ですか…
でも、風間さんには何だかんだで助けられてばかり…
いざという時に頼りになる。
まぁ、そんなことは全部終わってから考えよう…
「準備はいいか?もうすぐじゃ。」
私は息をのんだ。
奥から感じる威圧感。
?:よくここまで来たな。幸成が世話になった。
いたのは右目に傷が入った狼だった。
真っ黒な毛並みの。
A:随分、他人事ですね。私はそれにどれだけ苦しめられてきたか…
私はギュッと手を握り締めた。
後ろから風間さんがその手をそっと包み込んでくれた。
風:もう我ら鬼に一切関与するな。それと人間共にもだ。
私は風間さんを見上げた。
西の鬼の頭領なんだ…
改めて実感した。
25人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美奈(プロフ) - いえいえ見たくて見ただけですから。私何度も読みたくなる小説ですよ! (2013年11月3日 7時) (レス) id: 5f74d0e09d (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - 美奈さん» こっちも見ていただいてありがとうございます♪ (2013年11月2日 22時) (レス) id: 83ead9408d (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - こんにちは、見ました最後までもう涙がやばいです!優しい主人公ですねすごく感動したいい作品ですね^ ^ (2013年11月2日 9時) (レス) id: 5f74d0e09d (このIDを非表示/違反報告)
美奈(プロフ) - こんにちは、見ました最後までもう涙がやばいです!優しい主人公ですねすごく感動したいい作品ですね^ ^ (2013年11月2日 9時) (レス) id: 5f74d0e09d (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - 花椿さん» そーなんだよ… (2013年10月16日 18時) (レス) id: 83ead9408d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミク | 作成日時:2013年8月14日 21時