検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:37,691 hit

明日には死ぬんじゃぁ・・・ ページ30

貴)「あ・・・」

石)「どうした」

貴)「三成さんが笑ってる、わたし明日には死ぬんじゃ・・・」

あんな顔は今まで見たことが無かったので、つい口にしてしまう。

石)「・・・・・」

貴)「さてと、そろそろ上がろうかな」

急にお湯が冷水になった気がして寒くなってきた。

石)「ふふふふはははは・・・」

三成さんは突然悪者じみた笑い声をあげた

貴)「な、何ですか?笑わないで下さいよ!」

仕返しが出来て晴れやかな気分なのに台無しだ。

石)「出られるのなら、出て行けばいい。出られるのなら、な・・・」

貴)「あ・・・」

そう言えば、わたし何も着てない・・・

石)「A・・・」

不敵な笑みをしながら、じりじりと近づいてくる。

貴)「やめっ・・・」
せっかく離れたのに、また距離を詰められてしまう

石)「先程の威勢の良さは何処へ行った」

貴)「あ、えぇっと・・・」

見つめられて語尾が小さくなる

石)「出て行かないのか?」

貴(酷な事を聞いてくるな・・・)

貴)「む、無理です!みみみ三成さんが出て行って下さいっ・・・」

石)「何故だ」

三成さんの目には悪戯な光が宿っている。

貴(問い詰めないでよ!恥ずかしいんだってば!)

こんな人だっけ?→←胸の内



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
設定タグ:戦国BASARA , 石田三成 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おもち | 作成日時:2013年12月26日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。