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貴方side
「お姉ちゃん」
『ん‥‥？』
ふわふわした感覚で目を開けると、そこには弟がいた
「あんまり無理しないでよ？お姉ちゃん、無理するとすぐ熱出すんだから」
そう言って、優しく頭を撫でる
『んん‥‥冷たくて気持ち良い』
その手に自分の手を重ねると
「わっ？！ししょ〜、手握られちゃいました！」
『んん‥‥？』
弟が出す声とは思えない程の高い声が聞こえた
「ソラ、静かにする約束だよネ？」
ソラ‥‥宙‥‥？しかもこの声は‥‥
『夏目？！』
ガバッと起き上がると、夏目が仰け反った
「近いヨ、子猫ちゃん」
思ったより側にいた夏目に驚いた
『あ、ごめん‥‥んっ！宙くん！』
辺りを見回して、さっきの高い声を発した人を見つけた
「A、もう大丈夫ですか？無理してない？」
『宙くんの顔見たら元気になったよ〜！』
「HIHI〜、嬉しいな〜！ししょ〜、宙にも人を元気にする魔法が使えるみたいです！」
「ソラ、成長したネ」
「HOHO〜、褒められるのは嬉しいです！」
『天使‥‥』
そう、私は宙くんが大好きだ
最初は［迷宮学園〜迷宮で彼を想う〜］という、通称カレーの推しキャラ、智樹くんに似てるということしか思っていなかった
だけど
「Aはゲームが好きなんですね！宙も好きです！どんなゲームをしますか？」
そんな会話から始まり
「あっ、A〜！今日はA達のクラスと合同で体育をやるって聞きました！ししょ〜やAと一緒で嬉しいな〜！」
「A、元気無いな〜？宙が笑わせてあげます！Aには、笑顔が一番です！」
‥‥とまぁ、こういうことをあのふわふわ天使スマイルで言われたら、きゅんと来てしまったわけです
『宙くーん』
「どうしたの〜？」
『天使‥‥ねぇねぇ、��Aはぼくのモノだからね？誰にも渡さないから！�瓩辰童世辰討澆董�』
このセリフは、智樹くんが嫉妬して言ったセリフだ
『ひたっ？！ひはいよにゃつめ‥‥！』
突然、夏目にほっぺたを引っ張られた
「ソラになに言わせようとしてるノ」
『だって、智樹くんは宙くんにそっくりなんだもん！言って欲しくもなるよ！』
「だからっテ、ソラに」
「ケンカはやめてくださいっ！」
一際大きな声が聞こえた
「大好きな二人には、ケンカしてほしくありません！」
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月見若葉(プロフ) - 亡命遊愉さん» ありがとうございます‥‥！初作品でコメントを頂けるなんて感激です‥‥！これからも、皆の魅力が伝わるように頑張ります！ (2017年4月29日 15時) (
レス) id: 730b85c1be (このIDを非表示/違反報告)
亡命遊愉 - ああ、夏目君も宙君も可愛いです…更新頑張ってください！応援してます！ (2017年4月29日 15時) (レス) id: b985e9e759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見若葉 | 作成日時：2017年4月9日 15時
