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貴方side
�爐Δ鵝⊆，�ら気を付けるよ��
こうして夏目とメールできるだけで、幸せだなぁとか思ってしまう私は重症なのだろう
『好きだなんて、夏目は全然気付いてないんだろうな‥‥』
私が乙女ゲームを始めたのだって、きっかけは夏目に似てるキャラがいたからだったのに
ずっと前から好きだったのに言えず、気付けば高校生になってた
宙くんなんていう天使に敵うわけない
だけど、やっぱり諦めきれない
『‥‥よしっ』
私は、ある作戦を決行することにした
・
『おはようございまーす‥‥』
恐る恐る、１ーＢの教室の扉を開けた
昨日考えて、宙くんにどうしても言っておきたいことができたからだ
「あれっ、Aさんどうしたんですか？」
『あ、ゆうたくん。あのね、宙くんを探してるんだけどいるかな？』
「ね〜ちゃーんっ！」
『わっ？！光くん！』
教室の隅から飛んで来たのは、光くんだった
『おはよう、光くん。相変わらず元気だね！』
よしよし、なんて頭を撫でてみると、嬉しそうに笑う光くん
‥‥天使がここにもいた
「光くん‥‥ええっと、今日はまだ春川くんのこと見てないですよ？」
『そっかぁ。言いたいことがあったんだけ』
ど、までは言えなかった
それは、左側の壁の上を歩いて通った黄色い物体のせいで
『‥‥宙くん？』
確認するように問いかけると、宙くんはこっちを向いた
「あれっ、なんでAがここにいるんだ？もしかして迷子？それなら宙が案内するな〜♪」
私の腕をぐいぐい引っ張って、教室から出ようとする宙くん
『ちょちょちょ、ストップ！私迷子じゃない！宙くんに会いに来たの！』
「え、宙に？」
『そう！‥‥ちょっとだけ、付き合ってくれる？』
・
『この辺で良いかな‥‥』
屋上に続く階段に、宙くんと二人でやって来た
屋上に行く人自体少ないから、この階までやってくる人はほとんどいない
まぁ時々、羽風先輩とか凛月が屋上で寝てたりするんだけどね
「宙に会いたかったって言ってたけど、なにかあったんですか？」
純粋な瞳で見つめられると、苦しい
『うっ‥‥えっとね、私‥‥宙くんに、宣戦布告しに来たの』
「せんせんふこく？」
『うん‥‥夏目のこと、なんだけどね』
こつん、となにかが当たる音が聞こえた
私は気にせず、宙くんに宣戦布告し始めた
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月見若葉(プロフ) - 亡命遊愉さん» ありがとうございます‥‥！初作品でコメントを頂けるなんて感激です‥‥！これからも、皆の魅力が伝わるように頑張ります！ (2017年4月29日 15時) (
レス) id: 730b85c1be (このIDを非表示/違反報告)
亡命遊愉 - ああ、夏目君も宙君も可愛いです…更新頑張ってください！応援してます！ (2017年4月29日 15時) (レス) id: b985e9e759 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見若葉 | 作成日時：2017年4月9日 15時
