検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:23,598 hit

煽りがうざい ページ12

増「やー、完ぺき鉄ぺきの花月にも苦手なことがあったんだねー。やー教えてあげよーかぁー?」

江「煽りすぎw」

「今に見てろ、直ぐに追い抜いてやる」

入「わー、笑顔こっわーいw」




───

────

─────




江「……さて、2時間たったが結果は?」

増「あ、やばい!まってまってまって!……きゃー!」

「これで、ラスト!!……しゃー!これで4勝」

入「4対1、増田くんの敗北確定だね」

増「なんで……たった2時間で1000時間を越えられてしまった……」

江「なんでも器用にこなすからなぁ。初めてやったものでも、ほんの数時間ですぐ慣れるし」

「あんまりいいものでもないよ。平均以上はできるけど、誰よりも突出した才能っていうのはないから。別にすごくない」

増「え、なんで?」

「な、なんでって……」

増「すごいでしょ。普通に考えてすごく誇れることだよ」

入「自己評価低すぎじゃない?」

「いや、でも……」

江「なんでも平均以上できるって言うのが才能なんだろ」

「さい、のう………」

増「現に今だってこうやってゲームでオレに勝ったし」

入「テストでいつも上位にいるし、演劇部からオファーがくるし」

江「軽音部や吹部から声がかかるくらいピアノができるしな」

増「あとはバスケもできるし、運動部からも声がかかってたし、新宿渋谷を歩いているとスカウトが来てたし、あ、あと笑顔がかわいいし、美人だし……」




ほ、褒めごろし。事実だけど改めて言われるとなぁ。



「もう、もういい。もういいから。充分わかった」

江「つまりは、もうちょっと自信もちなよってことだろ」

「…わかった」

江「よし」

「うん。さて、ゲームも勝てたことだし勉強やろっか?」

増「え?」

「心配するなよ、人に教えるのもそれなりにうまいはずだから。さあ、やろう」

増「ちょ、ちょっと待って?なんでそんなに笑顔なの?」

「まっすーが言ったんじゃないか、私の笑顔はかわいいって。ほらペン持って?ノート広げて。まずは基礎からやっていこうか」

増「は、はい!よろしくお願いしますコーチ!」

江「忘れてた」

入「なにを?」

江「普段無気力な分、本気にさせると怖いってことを」

入「それは、文化祭の時に何となくわかってたけど…w」




こうしてようやく、第二回テスト勉強会が始まったのだった。

期末テストを終えて→←どうしてこうなった



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
60人がお気に入り
設定タグ:男性声優 , 学園モノ , 高校生
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ななき。(プロフ) - ゆゆさん» すみませんみおとしてましたぁ!!コメントありがとうございます!亀更新になるとは思いますが、気長に待ってくれると嬉しいです!よろしくお願いします! (2020年11月15日 18時) (レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 昨日知り、全部読まさせて頂きました!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年5月25日 14時) (レス) id: 2487ef8f40 (このIDを非表示/違反報告)
ななき。(プロフ) - 春さん» ありがとうございます!長くなるとは思いますがよろしくお願いします!がんばりますね! (2019年12月30日 17時) (レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!これからも楽しみにしてます!! (2019年12月27日 15時) (レス) id: 10bd62f869 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ななき。 | 作成日時:2019年12月27日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。