��.Doll ページ5
「十鳥 Aです。はじめまして」
セ「あぁ、この人が坂田の言ってたおにんぎょ……」
坂「センラー？何言おうとしてるのかなー？待ちなさいー？」
セ「もがっ、もがっもがぅ……」
坂田くんは、狐森くんの口元を押さえながら頭をグリグリしている。
「まあまあ、何があったかわかりませんが、その辺にしないと狐森くん痛がってますよ」
セ「もがもがっ……やめて！？」
坂「あ、ごめんごめん」
「大丈夫ですか、狐森くん」
セ「ありがとう十鳥さん。ほんま坂田は力加減を知らんわ……」
「いえいえ。お水、よかったら飲んでください、狐森くん」
セ「あ、重ね重ねありがとうございます」
「ふふっ、坂田くんはお友達も面白い人ですね」
セ「え、ほんとですか？こいつただのあほですよ？」
坂「はぁ？もっかい言ってみろやー！」
セ「何回でも言ってあげますわ、あほあほあほあほ」
「まあまあw」
セ「あ、っていうかセンラのことはセンラでいいですよ。『きつねもり』って長いし」
「そんなことないですけど……ではセンラくん。私のこともAでいいですよ？」
セ「じゃあAさん」
「はい」
ニコッと微笑むと、センラさんはふいっと顔を背けた。
坂「あー！ずるいー！オレのことも下呼びがいいー！」
セ「だまれさかた。お前は一生上呼びじゃい」
坂「なんでーー？？！！」
なんやかんや話していると、ポケットに入れていたケータイが振るえ、1回で切れた。迎えが来たという連絡だ。
「すみませんふたりとも。迎えが来たみたいなんでそろそろ帰りますね」
坂「お、また明日なぁ〜」
セ「また」
「はい、また明日」
玄関で口に履き替える。遠くの方で、柔らかなピアノの音が聞こえている。
(楽しい人達だったなぁ)
？「何かいいことありました？」
「えぇ、まあ」
？「僕には教えてくれないんですか？」
「まだ内緒ですよ」
？「それは残念。……では、帰りますか」
「はい。我が家へ」
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ななき。(プロフ) - Noel*26さん» 見つけてくれてありがとうございます！！タイトルについては後で解説？するつもりですwこれからもよろしくです！ (2020年1月21日 21時) (
レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26(プロフ) - ちょっと待って好き過ぎる。高評価お気に入り登録失礼します、更新頑張ってください（ ＾ω＾）（和訳タイトルが運命の年の少女だと思った私を殴りたい） (2020年1月21日 0時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななき。 | 作成日時：2019年12月29日 17時
