��.Doll ページ4
▪▪▪
坂「なぁ、Aさん」
「なんですか？」
坂「Aさんは、志麻くん派？それともセンラ派？」
放課後。一番後ろの窓側に位置する私の席。その前の机に腰掛ける坂田くん。
あの日から坂田くんとこうやって話すことも珍しくなくなった。基本坂田くんが話して、それを私が聞いたり、ちょっと返したりすることが多い。
「誰ですか？」
坂「えぇ？！しらんの？Aさんあのふたりしらんの？！」
「すみません、私テレビとかあんまり見なくて……。アイドルさんですか？それとも役者さん？」
坂「ちゃうちゃう」
「あー、ワンちゃんでしたか」
坂「だから違うって！Aさんもあんがい天然さんやなぁ」
やれやれという顔の坂田くん。呆れられてしまった……。
坂「志麻くんとセンラってのはうちの学校の、言わばアイドル的存在の子たち」
「アイドル？うちの学校アイドルいるんですか？」
坂「げーのーじんとかそんなんやなくて、まあ平たく言うとめちゃくちゃモテまくる人たちやな」
「へぇー」
坂「へーって……いちおうファンクラブもあるみたいよ？」
「すごい人たちなんですね」
坂「そりゃあもうキラッキラしてるし、爽やかやしえろいし、しらんのAさんだけやと思うけど……」
「でもまあ、そんな人気者なら私に一生縁がなさそうですね」
坂「それがそうでも……」
？「さかたー、なにやってるんですかー？」
坂「お、ちょうどいいところに」
「お友達ですか？」
坂「さっき言ってた片割れ」
「あぁ、あのキラキラのアイドルの……」
セ「何教えてはるんですか……。……はじめまして、
ペコッとお辞儀したのは、高身長で綺麗な金髪の青年。左目に前髪がかかっていて、反対側は黄色いピンで止めている。
そしてナチュラルな関西弁、京都…だろうか。
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ななき。(プロフ) - Noel*26さん» 見つけてくれてありがとうございます！！タイトルについては後で解説？するつもりですwこれからもよろしくです！ (2020年1月21日 21時) (
レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26(プロフ) - ちょっと待って好き過ぎる。高評価お気に入り登録失礼します、更新頑張ってください（ ＾ω＾）（和訳タイトルが運命の年の少女だと思った私を殴りたい） (2020年1月21日 0時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななき。 | 作成日時：2019年12月29日 17時
