XV.Doll ページ17
う「ちょっとー」
声がした方を同時に見る。
う「公衆の面前で何してるんですかぁー？しかも俺たち呼び出しといてぇー。ほんとなめてんのー？」
そこにはうらた先輩と、もうひとり目元にホクロのある男性が立っていた。……どちらさまでしょう。
「うらた先輩……？」
う「よ、A」
「どうしてここに？」
う「坂田とセンラに呼ばれたんだよ。まさかAがいるとはな」
「私も坂田くんとセンラくんに誘われたんです。ゲーセン？なんて初めてで、ワクワクしっぱなしですよ〜」
う「へぇ、ゲーセン初めてなの？じゃあ記念に〜……」
うらた先輩はさっきのクレーンゲー厶の前に立った。さっき坂田くんがやっていた手のひらサイズのぬいぐるみ。
「うらた先輩、それアームが弱いみたいですよ？衝撃で落ちやすくなってますし……」
う「んなことは分かってるよ。こういうのは頭の回転がものをいう………っと、ほい、取れた」
「えぇ？！すごい！すごいですね、うらた先輩！」
う「そんな興奮せんでも…w はいあげる」
「え？でもこれうらた先輩がとったやつ……」
う「ゲーセン記念日ってことで、なんか形があった方がいいだろ？これは今回の思い出の形」
「………思い出の、形……」
う「そ」
セ「じゃあこれもですねー。はいどうぞ」
「これは？」
セ「さっき撮ったプリですよー」
「おぉ〜、こんな感じになるんですね。おもしろい……」
セ「プリの感想でおもしろいって……w それ感想としてありなんです？……ってかうらたんとAさんって面識あったんですね。ちょっと意外です」
「あぁ、それは……」
う「前にいろいろ、ね？」
「はい、お友達なんです！」
う「………おと、お友達……ははっw 今どきお友達……w」
「ちょっと、なんで笑うんですか？友達って言ってくれたじゃないですか！」
う「そうだな。そうそう、俺たちは友達だよ」
なぜ笑われてるのかわからず首を傾げていると、うらたさんがポンポンと私の頭を叩いた。
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ななき。(プロフ) - Noel*26さん» 見つけてくれてありがとうございます！！タイトルについては後で解説？するつもりですwこれからもよろしくです！ (2020年1月21日 21時) (
レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26(プロフ) - ちょっと待って好き過ぎる。高評価お気に入り登録失礼します、更新頑張ってください（ ＾ω＾）（和訳タイトルが運命の年の少女だと思った私を殴りたい） (2020年1月21日 0時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななき。 | 作成日時：2019年12月29日 17時
