出来事12 ページ15
「えと、後聞いていいのか分かんないけど...」
控えめに聞くとフジ先生はにっこりと笑って「何?」と聞いた
「みんな、どんな奇病なの?」
自分から聞いといてバカだと思った
こんなこと聞かれたら誰でも嫌に決まっている
奇病のことなんか
「えと..」
なんだか気まずくなってきて
少しうつむく
すると、フジ先生の手が
僕の頭の上にのり、そのまま撫でてくれた
「んっ..」
ぽかん、としてフジ先生を見上げると
フジ先生は微笑んだ
フ「大丈夫だよ、そんなに怖がって聞かなくても。ここの園児達はもう奇病のことは知ってるし、A君も奇病でしょ?w」
ここのみんなは優しかった
誰も嫌そうな顔はしていなかった
レ「なんや、A君気になっとんやったら聞いてくれてすぐに聞いてくれてよかったのにww」
レトルト君は笑顔で答えた
「あ、ありがとう..そういえばレトルト君のこと、レトさんって呼んでもいい?」
レ「ん?いいけど、なんでいきなり?」
「えっと、キヨ君がいつもレトルト君のことレトさんって呼んでるから..」
キ「あー、うん、いいんじゃね?w」
レ「キヨ君のことやないやろ..;まぁいいんやけどw」
嬉しすぎて自分でも分かるほどに
顔を明るくさせる
頬が緩みまくっている
「えへへ..嬉しい」
にこりと笑うと
僕の奇病でもある茨から
___花が咲いた
みんなが驚くなか
僕は頬の緩みが抑えられないでいた
コ「花..」
セ「きれい..」
え「これ、クチナシか」
えおえお先生が花を撫でながら言った
するとあろま君とヒラ君が
同時に口を開いた
あ、ヒ「「とても幸せです」」
K「..?..なにそれ」
F「さぁ..」
きっくんとFB君は
きょとんとしている
ア「クチナシの花言葉だね」
部屋の扉を開けながら
アブ先生はそう言った
「アブせんせ..!」
顔を輝かせてアブ先生に近づく
アブ先生はにこりと笑って
ア「A君、何かいいことあったの?」
「うん、みんなが優しくて..ここに居れてるって幸せだなって、実感した」
嬉しい気持ちが抑えられずに
早口気味になりながら喋る
つ「A君は、その茨に感情が反映するんだね、その時の感情に合った花言葉の花が」
つわはす君が僕の横に立って言った
どことなく嬉しそうだ
「つわはす君も..嬉しい?」
つ「うん、俺だけじゃなくてみんな嬉しそうだけどねw」
にこりと笑って言ってくれた
___嬉しい
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TNT - 早くみたくなっていますどうもTNTです! (2018年2月13日 17時) (レス) id: f3ece6b5c0 (このIDを非表示/違反報告)
TNT - 月見兎さん多分無理を言うようなんですがこの小説の中に日常組を入れてくれないでしょうか?無理なら結構です!よろしくお願いします (2018年2月9日 18時) (レス) id: f3ece6b5c0 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇみり - 何回読み直してもやっぱり面白いです!!更新頑張ってください!! (2017年2月20日 21時) (レス) id: 23a6d39f5b (このIDを非表示/違反報告)
月見兎 - ふぇみりさん» いつもお待たせしてすいません!これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします! (2017年1月12日 18時) (レス) id: 007dee4fd8 (このIDを非表示/違反報告)
月見兎 - 憂さん» コメント、リクエストありがとうございます!!久しぶりのコメント嬉しいです!リクエスト、了解いたしました!番外編に使わせてもらいます!これからもよろしくお願いします! (2017年1月12日 18時) (レス) id: 007dee4fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月見兎 | 作成日時:2015年7月19日 0時