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部屋に戻り乱れた息を整えていますと

「ジャマすんぞ」

「Aちゅぁ〜ん」

「リボーンさんにシャマルさん!」

何故お2人がここに…

「さっきの傷が気になってな」

くい
と帽子のつばを上げるリボーンさん

「………」

「A」

私は無言でリストバンドと包帯を外しました

シャマルさんは今まで見たことない真剣な表情で傷口を見て

「最近出来た傷だな、それに何度も同じ箇所怪我してるな…」

「A、何があった」

「元いた…場所に…一度戻りました…」

きっと私の声は震えている事でしょう

「記憶が戻ったのか」

少し焦った様なリボーンさんの言葉に小さく頷き

「完全とはいきませんがほとんどの記憶は戻っていると思います」

本当に私は大嘘つきです
こんなにもすんなり言えるのですから…

リボーンさんは私にこれ以上訊いても無駄だと悟ったのでしょう

リボーンさんは読心術を使えるのですから

まぁ
私は読心術を無効にする術を知っているのですけどね

しばらく静寂を破ったのはリボーンさんでした

「邪魔したな」

「いえ…」

「傷がいたんだら保健室に来いよ」

そっと私の手をお取りになるシャマルさん

「…シャマル…」

少し殺気が混じった声にシャマルさんは肩をすくめました

そしてリボーンさんとシャマルさんは帰られました

私は空を見上げ心の中で何度も謝りました

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月見(プロフ) - すみません、行き方が分からなかったので教えて頂けませんか? (2012年10月24日 20時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ドルチェさん» ありがとうございます!行かせて頂きます! (2012年10月24日 20時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ドルチェさん» ありがとうございます!喜んで!これからもお願いします。 (2012年10月23日 17時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ゼロさん» ありがとうございます!頑張ります。 (2012年8月29日 12時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - 面白いので頑張ってください! (2012年8月28日 21時) (レス) id: c6d1a0ebca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月見 | 作成日時:2012年8月28日 13時

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