うわぁ...生で見るとやっぱイケメンだわー恐れ多くて近づけねぇ〜

第４４Ｑ* ページ49

なーんて浮かれたまま


体育の授業でバレーしてたら


おデコにボール激突しちゃったよ。


あれかな、浮かれんなって言ってるのかな！？


そんな訳でトボトボと保健室へ向かってまーす！


とりあえず氷を貰いましょうかね。




『先生〜氷くださーい！』




勢い良くドアを開けて中を見回す。


、、、が、先生は居ないらしい。


ぬぉー！氷の場所知らないしそのままサボろっかなぁ。


誰も居ないことをいいことにベットへと走ってダイブした。




ーーーーーゴツッ




〜〜〜っ！！！




ダイブしたと同時に嫌な音を立てて私はうずくまった。


うった！顔面うったよ！？


布団にダイブしたのに硬かった。


硬いのに顔面ぶつけてしまったよ！


デコぶつけて更に顔面までもか！？


「んっもぉ！！！」っと怒りの気持ちを込めて布団を殴りつける。


すると布団の中から「いってぇー！」


と言う呻き声が聞こえてきた。



え！？



布団から人の声が！？


お、おばけなのか？


怖がりながら近くにあった箒で布団を捲ろうとする


が、勝手にバサァと布団が捲れあがった。


ビックリしてギュッと目を瞑る。


そしてソロォ〜っと目を開けると




『...青峰！？』




え、なにこいつサボりかよ！


ってゆーか布団中うずくまるなよっ


でかい図体しながら収まってるし！！





青「何すんだよ！...ってお前こないだの奴じゃねーか。」


『...青峰』


青「お前アレだろ？バスケ部マネージャーに


なったんだろ、さつきがギャーギャー


言ってっからな。えーと、名前は確かAだっけか？」


『そう、雨宮Aだよ。』


青「そうそう、雨宮A！てかお前何してんだ？」


『あっそうだよ、氷貰いに来たんだった！


でも先生居ないし...ねぇ氷の場所分かる？』


青「あぁ？あ〜あっちじゃね？


デコ赤いけどぶつけでもしたのか？」




あっちと言って指差したのは仕切りの奥だった。


勝手に入っていいのか分からなかったけど


入って氷を探すことに。




『うん、バレーでさ顔面にボールが当たっちゃってさ〜


それで氷貰いに来た訳なのよ〜』


青「へぇ〜どんくせぇなお前。」


『なっ！？なんかあんたに言われると腹立つわね。


あ！氷見っけ♪やっとおデコ冷やせるよ〜！』




仕切りの奥にあったら冷凍庫を開けて氷を手に入れた。


氷を額に当て直ぐに体育館に戻るのも退屈


なので少し青峰と話す事にした。

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