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「やっと6時間目終わった〜！！！」
「A後半寝てたでしょ」
「エッ、バレてたの！？」
「そりゃ分かるよ…ずっと首動いてたもん」
「恥ずかし……」
明日から土日という事もあってか、私もリリちゃんも若干テンションが高かった。
なんと言ったって明後日は夏祭り、久しぶりに浴衣も着て、しかも剣持さんも来る。
「夏祭り楽しみだなぁ」
「とりあえず日曜日のお昼にうち集合ね。着付けとか諸々一緒にやろ」
「リリちゃんいつもありがとう〜！！！」
「ハイハイ、帰りますよ」
慣れたように私の腕を引っ張るリリちゃん。
なんだか少し大人っぽくなった気がする…？
「リリちゃん今日なんか大人っぽくない？」
「え？あー、そう？」
「あ！わかった！リップちょっと色違うね」
可愛い！とニコニコとリリちゃんを見つめると、リリちゃんは頬を少し赤らめてから手を離した。
「もーー、気が付くと思わないじゃん」
「今日ずっとなんか大人っぽいなと思ってたけどリップかぁ！！めちゃ似合ってるよ」
「はいはい、ありがとね」
リリちゃんは照れてるらしく、しっしと手で顔を近付ける私を払った。
可愛い。
「かわい！！！！リリちゃん可愛い！」
「もうわかったわかった……って、あれ？」
「ん…？？？」
照れたように言うリリちゃんが校門の方を見て一瞬固まった。
「え」
視線の先には、夏服に竹刀を持った剣持さんが立っている。
「今日なんかあるの？」
「ううん、なんも約束してないと思う、けど……」
急いでLINEを確認すると、新規の通知が1件来ていることに気が付く。
「ごめん、来てたわ……」
「なんて？」
「放課後会えませんか的な…」
「よし、行ってきな」
「ちょ、リリちゃん！？」
リリちゃんに勢い良く押されてびっくりした。
後ろを振り向くとヒラヒラ笑顔で手を振っていたのでありがとうと口を動かして校門まで駆け足で進んだ。
「剣持さん！」
「わっ……Aさん！」
急に出てきた私にびっくりしつつも剣持さんは嬉しそうに笑った。
暑い中なのに、剣持さんの髪の毛はサラッと揺れていて、笑顔も爽やかだった。
何度見ても心臓に悪い。
「大した用じゃ無いんですけど、急遽連絡しちゃってすみません」
「全然！むしろ気がつくの遅くてごめんなさい……会えて嬉しいです」
「ふふふ、ありがとう。ここじゃちょっと人目に付くのでカフェにでも行きませんか？」
「是非！！」
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さえ(プロフ) - とても好きです…終始どきどきしちゃいました…！ここまでのめり込んで一気に読み進めてしまった夢小説は初めてです（ ; ; ）続きも楽しみです〜！ (2022年7月30日 5時) (
レス) @page30 id: 2b507589db (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - もう本当に最高です、、この年の夏はこの作品を読んでキュンキュンします、、！次の更新も楽しみにしています！ (2022年7月14日 2時) (レス) @page30 id: 1248570467 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - はじめまして、コメント失礼します。設定タグをご本人様の名前含め、検索除けタグのみに変更お願いします。デリケートな界隈なので対応のほどよろしくお願いします。変更終わりましたらコメントの方は消していただいて構いません。長文失礼しました。 (2022年5月15日 22時) (レス) id: 2518b8b23d (このIDを非表示/違反報告)
いな(プロフ) - すごく面白かったです！久しぶりにめっちゃドキドキしました‥！剣持の小説あんまりないのですごく助かります。更新大変だと思いますが頑張って下さい応援してます！！ (2022年3月16日 1時) (レス) @page26 id: f1af487042 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！！！ (2022年3月7日 22時) (レス) id: 74bdb3d0ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かへ
| 作成日時：2022年1月26日 15時
