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『す、…朱桜司の髪の毛…綺麗だね』


「ありがとうございます」








『瞳も綺麗』


「お褒めに預かり光栄です」








なんか今日素っ気な?!今日素っ気なさすぎ!!いつもは語尾に♪がつくのになんで今日そんな冷たいの??!!なんかした?!!!教えてよ!!!





「あの…三國さん」



『ひゃい?!?!?!!!!!!?!』






苗字呼び…?!最近仲が深まったと思ったらまた元通りに戻ったのか…?!?!





「少し…眠いので…そっとしてお…zz」






ぁぁ。そういうことだったのか。理解理解。ごめんねこんな下らない話に付きあわせて



え、でも…眠いからってせめて机にうつ伏せになったりするじゃん?こっちにもたれかかってきます?いいよ全然来ていいんだけどむしろwelcomeなんだけど




ヒィヒィ寝顔…可愛い…



近い…いい匂い…はぁぁ(変態)




「え、何司寝てんの?」



『あ、姫宮さん。』



ヒィヒィお金持ちに挟まれた()
なんだか怖いわ()




「…ボクの目の前でイチャイチャしないで…」




え"っ?!?!?!!!!!?!?




『へ、へへっふ、っへ…イチャイチャぁ?してるように見える…?いえいえそんなぁ…ふふ』



「ひぃ!Aが壊れた!!」













どうもこんにちは。朱桜司です



ある休み時間のことです。最近lessonや勉強で頭がいっぱいで睡眠をとっていないせいか、眠気が突如襲ってきておそらく寝てしまったところです。


Aの肩にもたれかかってしまって、大変迷惑をかけてしまいました。



桃李くんとAが話している声で目が覚めた私は、Aのひとつの言葉を耳にしました



『へ、へへっふ、っへ…イチャイチャぁ?してるように見える…?いえいえそんなぁ…ふふ』



なんということでしょう。とてもいつものAからは想像のできない言動です。いつも強がって完璧に魅せるAの裏側にこんな変質的な性格があったなんて、思ってもいませんでした





ですが、こんな裏側を知ることが出来て、嬉しいと思ってしまう自分がいるのは何故なのでしょうか











「何事ですか…?…あ、A、すみませんでした。女性の肩をお借りしてしまうなんて紳士としてはしたない行動でした」





『ひっ?!起きた?!…じゃなくて、いえいえ。全然気にしてないから大丈夫だよ』

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作者名:レモンティー | 作成日時:2021年3月22日 23時

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