襲来�� ページ20
それと同時に青信号が点滅を始めたのが見え、私は前にかけだした。
…アレから逃げないと、なんかまずい気がする。
傑くんの形をしたソレが何なのかは分からないがとにかく私に接触してきたということは何かの意図があってのことだ。
走りながら私はスマホのメッセージアプリを起動させていた。
そしてある人物に電話をかける。
画面に大きく表示される文字は『五条悟』。
1コールが終わる前に「もしもし、A、どうしたの？」と出てくれたのはありがたかった。
A「…ちょ、っと…今緊急、事態、でっ！！…ﾊｧ、追いかけっ！、られ、てて、」
五条「A？走ってる？？
……今どこ。目印みたいなやつあったら教えて。すぐ行く。」
A「学校からっ、家まで、の、っ帰り道…！もう少しで、家つくとこっ！！
…っ、コンビニの前っ、通っ、たっ！！」
後ろを振り返ると傑くんは追いかけては来ていなかった。
五条「了解。すぐ行く。
最後にこれだけ。相手は呪霊？呪詛師？それとも一般人？」
息も絶え絶えの中言ったが悟くんには伝わったらしい。
A「、呪詛師っ！しかも、すぐ、
…〜〜っ痛っ"！！！！！」
傑くん、と言おうとした瞬間に何かが私に向かってくるのを感じ、反射的に顔をスマホから遠のける。
直後、私の手に襲ってくる激しい痛み。
自分の手を見ると私の右手とスマホが木の幹みたいなものに貫通されていた。
大量の血が出ていて、自分の手の感覚がない。
もちろんスマホも壊れていて、もう使い物にならないだろう。
痛みをなんとか我慢しながら木の幹の方____前方の呪霊を見る。
そこには私の手を刺してきた呪霊をはじめ、4体の呪霊がいた。
そしてその全部が特級クラスの呪力量を持っている。
そのうちの1体____ツギハギ顔の呪霊が楽しそうに口を開く。
？「ねぇ夏油〜！ほんとに刺しちゃって良かったの？？」
夏油「まぁ……穏便に連れ去れれば良かったんだけどAが逃げちゃったからね。
でもまぁまさか……先に悟がAの居場所を見つけてるとは思わなかったよ。私の失態だね。
まもなく悟がここに来るだろう。でも今は私は悟と接触するわけにもいかないからね。今日のところは帰ろうか」
後ろからこちらに向かって歩きながら言う傑くん。
……なんでお前が呪霊とつるんでんだよ…！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2735人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プスメラウィッチ - 美波さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟でお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしてます。 (2022年1月23日 20時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - 俎板専門店まりもさん» あ、めちゃくちゃ嬉しいです…(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;)(;_;) (2021年3月22日 15時) (レス) id: 1b90c873e2 (このIDを非表示/違反報告)
俎板専門店まりも(プロフ) - あ、これ好きなやつや… (2021年3月22日 1時) (レス) id: f0bf4ba122 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - 黒井かまさん» いえいえ！！！こちらこそ見てくれてありがとうございます...(;_;)！ (2021年3月13日 15時) (レス) id: 1b90c873e2 (このIDを非表示/違反報告)
黒井かま(プロフ) - もう、題名見た瞬間これ求めてたやつだっ、てなりました。供給ありがとうございます (2021年3月11日 16時) (レス) id: 27448737b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美波 | 作成日時：2021年3月3日 1時
