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episode6 ページ6

春大準決勝で市大に負け、そのままスタンドで稲実と帝東の試合を見守る



もちろん隣には、一也がいた




『なんか、同じタイプだよね』






成宮と向井



同じ、マウンドでは王様でいたいタイプの2人





頭で考える向井と力で捩じ伏せる成宮




ピッチング自体は正反対






『んー…私は成宮派かな』



御「え、なにが?」




相手を捩じ伏せるだけの力を持ってて、それを全面に出す投手ほど魅力的なのはないよね…




御「ねぇ、何が成宮派?」





けど、向井くらい考えて投げなきゃエースとは呼べない




御「ねぇねぇねぇねぇ」





足して2で割ればいい感じよね





御「Aーなにが?鳴がなに?」



『もう!うるっさい!』



御「え……一也くん拗ねちゃうぞ」






そう言ってわざとらしくそっぽ向いた一也の頭をくしゃくしゃしながら再び試合に目を移す





隣ではそんな私と一也を羨ましそうに睨む非リア代表組(倉持と前園)



ついでに麻生も









『打てそ?成宮』



御「……今じゃ無理」





視線を試合に向けて真剣な顔をする一也






『最近ムラはなくなってきたけど、まだ一也は言うほど強打者じゃないしね』



御「辛辣なお言葉ありがとう」



『そっちのが燃えんじゃん?』



御「おう、萌える」



『散れ』

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作者名:玲海 | 作成日時:2020年2月13日 22時

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