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「おはよ、相変わらず早いな」
早朝、みんなが起きる前に、周辺を歩き回っていると、一也に声をかけられた
『あれ?どうした?』
いつもこの時間、誰も起きてないはずなのに
御「いや…ほら、もう走りたくねぇから」
苦笑いの一也に、去年の出来事を思い出す
『懐かしいw』
御「あれまじでしんどかったんだぜ?」
『自業自得でしょ』
ほんとに、呆れるキャップだ…
御「つかおまえ、寝てんの?」
『…は?』
寝てんの?…とは
御「こんな早くに起きてんのに夜は遅くまで情報だとか整理してっだろ?」
『あぁ、寝てるよちゃんと』
御「まじで?だったらなんでこんな小さいんだろ」
『……』
バシッ
服の中に手を突っ込み、私の膨らみを断りも無く揉みしだく腕を叩き落とす
御「わりぃ笑」
謝る気なんてさらさらない笑顔に一層腹が立つ
御「で?今年の1年どうだ?」
『まぁ、いつも通り…いいとこばっか』
『さすが高島先生だよ』
一也の質問に、手に持っている資料をぱらぱら捲る
『いいキャッチャーいる…がんばれよ?』
御「あたりまえだろ、今年も頼むぜ天才マネージャー」
『あんたもな、天才捕手』
また、新しい年がやってくる
また、ここからはじめよう
・
貴方と私の夏のつづき
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作者名:玲海 | 作成日時:2020年2月13日 22時