66話 いつもと違う朝 ページ22
ピピピ
「もう朝か…」
目覚ましの音が鳴り響き、意識が覚醒する
いつもなら母さんが起こしに来てくれるのだが、今日はその前にしっかり起きることができた
「準備するか…」
ー
「おはよ…
由未「あら…珍しいですね、Aが1人で降りてくるなんて」
「ん〜、今日始業式で朝練なくていつもより時間遅いからじゃねえか?」
由未「ふふ/本当にそれだけですか?」
「?な、なんだよニヤニヤして」
由未「いえ、何でもありません/ゴミ出しに行ってくるので朝ごはん済ませちゃってください」
「おう、じゃあいただきます…」
TV「さあこちらは今週末からリニューアルオープンのショッピングパーク『るるぽーと』です!初日から多くの人で賑わっております!」
もしかして俺自身まだ実感できてないのかもな…真姫との新しい関係に
由未「Aっ、真姫ちゃん外で待ってますよ!」
「なに!?」
ー
真姫「うう/何やってるのよ私…」
「真姫!」
真姫「ひゃっ!?/…A/」
「どうしたんだよ、待ち合わせの場所わからなかったのか?」
真姫「いや、その…早く会いたかったから/」
「なっ///」
朝っぱらからこっ恥ずかしいことを/
真姫「…迷惑だった?」
「!なわけないだろ!…/ってか寧ろ嬉しかった」
真姫「そ、そう/…」
朝からこの展開は予想できなかったな…
今までにない、新しい一日の幕開けだった
ー
そういや真姫と二人きりで登校するのは初めてだな…μ’sの朝練が始まるまでは凛と花陽の三人で登校してたからな
真姫「そういえばAにしては出てくるの早かったわね。凛と花陽はいつも朝はギリギリまで起きないって言ってたけど」
「ああ、なんでか知らないけどパッと目が覚めちまったんだよな」
多分真姫と付き合い始めたことが関係してるんだろうけどな(汗)
「そういえば母さんも今朝意味深なこと言ってたな」
真姫「もしかして奏未、Aのお母さんに私たちのこと話したのかしら…」
「奏未!?あいつに話したのか!?」
真姫「話したっていうか、奏未と話した時の私の声の様子ですぐにバレちゃって/」
「あいつもずいぶんクセモノになったもんだ…」
ってか、あのスキヤキパーティー以来奏未も真姫と随分仲良くなったな…
これはみんなに俺たちの関係がバレるのも時間の問題だな
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カオス(プロフ) - 清武鷹師さん» えっと…この話はもう完結したのでしょうか? (2016年11月11日 21時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
sakuya0327(プロフ) - 最高の告白でしたね!もうたまらないです!次回も頑張ってください! (2016年6月15日 22時) (レス) id: cf9f05feb9 (このIDを非表示/違反報告)
清武鷹師(プロフ) - 真姫ラブさん» これからも見てくださいね(^ ^)よろしくお願いします! (2016年6月13日 18時) (レス) id: 4ee06ddbce (このIDを非表示/違反報告)
清武鷹師(プロフ) - sakuya0327さん» サクヤさん、大変お待たせいたしましたm(._.)mこれからもよろしくお願いします(^ ^) (2016年6月13日 18時) (レス) id: 4ee06ddbce (このIDを非表示/違反報告)
真姫ラブ - 真姫ちゃん、可愛い!私も真姫ちゃんおしです。更新頑張って下さい! (2016年5月14日 22時) (レス) id: 95891bf395 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清武鷹師 | 作成日時:2016年2月27日 22時