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60話 浴衣姿のキミは ページ15

ー♪ー

まさか真姫と2人で回ることになるなんてな

周りから見たら恋人同士で来てるように見えんのかな…

そんなことを思っていた矢先だった

店「へい、そこのお嬢ちゃん!綿飴食べない?」

綿飴の屋台のおっちゃんが真姫に声をかけてきた


真姫「え、私?」

真姫は戸惑いつつも美味しそうに綿飴を食べ歩いている女の子を見て羨ましそうに眺めている

真姫「どうしよう/」

「いいんじゃないか?美味いぞ綿飴」

真姫「じゃ、じゃあ…」

店「へいよ!お嬢ちゃん可愛いから量サービスしちゃうよ〜」

真姫「は、はぁ/」

真姫からお金を受け取ったおっちゃんは手際良く綿飴を棒に集めていく


店「へいお待ち!彼氏と仲良く食べな!」

A真姫「「は!?///」

やっぱそういう風に見えるのか?俺達…



真姫は俺の隣で美味しそうに綿飴を食べている

真姫「食べる?」

「お、おう」

真姫「…はい/」

真姫は一口サイズの綿飴を切り離して俺の口のなかに入れてくれた…いわゆるちょっとした「あーん」みたいなやつを

その綿飴は今までに食べた綿飴のなかで1番甘い味がしたと思った


真姫「あれ何かしら?」

子供達がみんな夢中になっている金魚すくいの屋台を見て脚を止める真姫

「じゃあ、いっちょやるか」



真姫「結構難しいわね…」

「これコツがあってよ…ほいっ」

真姫「すごい!」

「網の周りの縁を使って軽くすくってあげるのがコツだ」

真姫「へ〜/私もやってみるわ…よし」

「!?///…」


真姫が髪をかき上げてうなじを見せる仕草がとても色っぽいと感じた

よくテレビとかで見惚れる女子の仕草とかやってたけど…こんなに見惚れるものだとは思わなかったぜ


それに子供のように楽しんでる真姫もとても可愛いと思った


真姫「とれたわ!…?A?」

「あ、ああ良かったな/」

もしかして真姫より俺の方がこの2人きりの状況を変に意識しているかもしれない


子供「あ〜破けちゃった…」

「俺の使いなよ」

子供「ありがとう!」

親「す、すみません/」

「いえいえ」

真姫「ふふ、優しいわね/」

「…余ったからあげただけだ/」


マジでデートしてるみたいになっちまってるけど…そろそろ合流しないとな

気づくと花火打ち上げまでは残り30分ほどだ。真姫と祭りをまわった時間はとても早く過ぎてったような気がする


「真姫、トイレ行ってきてもいいか?」

真姫「え、うん」

「じゃあすぐ戻ってくるからここで待っててくれ」

真姫「了解」

61話 好きな人と過ごす時間→←59話 祭りの灯に包まれて



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カオス(プロフ) - 清武鷹師さん» えっと…この話はもう完結したのでしょうか? (2016年11月11日 21時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
sakuya0327(プロフ) - 最高の告白でしたね!もうたまらないです!次回も頑張ってください! (2016年6月15日 22時) (レス) id: cf9f05feb9 (このIDを非表示/違反報告)
清武鷹師(プロフ) - 真姫ラブさん» これからも見てくださいね(^ ^)よろしくお願いします! (2016年6月13日 18時) (レス) id: 4ee06ddbce (このIDを非表示/違反報告)
清武鷹師(プロフ) - sakuya0327さん» サクヤさん、大変お待たせいたしましたm(._.)mこれからもよろしくお願いします(^ ^) (2016年6月13日 18時) (レス) id: 4ee06ddbce (このIDを非表示/違反報告)
真姫ラブ - 真姫ちゃん、可愛い!私も真姫ちゃんおしです。更新頑張って下さい! (2016年5月14日 22時) (レス) id: 95891bf395 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:清武鷹師 | 作成日時:2016年2月27日 22時

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