59話 祭りの灯に包まれて ページ14
ー♪ー
「やべ、龍1人でおいてきちまった…」
けど平気か、みんな優しくしてくれるだろうし
俺は咄嗟に携帯で真姫の番号に電話をかけた
…俺って最近真姫のことになると色々と無意識に行動しちまってるような気がする。
真姫『！A？どうしたの？』
「お、おう。今どこかなって思ってさ」
真姫『えっと、もうすぐ入り口の通りに出るわ…あ…』
「…真姫。」
俺は人混みのなかにいる真姫を見つけた。
そして、お互いに通話を切る。
真姫「…/」タッ
真姫も俺を見つけて安心したのか、笑顔を浮かべて急ぎ足でこっちに向かってくる。
そして徐々に真姫の全身の浴衣姿が露わになってきた。
真姫「A、お待たせ/みんなは？」
「おう、先になか入ってるぞ」
真姫「わざわざここまで来てくれたの？」
「ああ、真姫1人にして合流するのもよくないって思ってな」
真姫「そ、そう/…」
「えと…/浴衣、似合ってるぞ。」
真姫「ぁ、ありがとう///」
祭りに来ているほとんどの子は浴衣を着ておめかしをしていた。
「じゃ、行くか」
真姫「うん/」
そのなかでも「真姫が1番可愛い」という本音までは口にしなかった。
ー
「それにしても人が多いな…」
しばらく来てなかったけど…みんなこういうところで青春してたんだろうな。
「はぐれるなよ真姫…って？」
真姫「っ、A」
真姫は人混みにつっかえていて付いてくるのがやっとって感じだ。
「…ほい。」
俺は真姫に自分の手を差し出した。
真姫「え？…」
「あれだあれ、その/…はぐれたら困るだろ？」
真姫「ふぇ！？///…じゃ、じゃあ/」
真姫はそっと俺の手を握り返してくる。
真姫「///」
てかそんなに照れんなよ！自分で言ったくせにすげえ恥ずかしくなる…
真姫「ほら、早く行くわよ/」キュ
「お、おう…」
ー♪ー
「どう？」
A「ダメだ、あいつら電話出ねえ…」
「そう…」
私がわざと遅れてきてAと2人きりにさせるって作戦だったんだけど…まさかこんなにすんなりいくなんて
もしかしてA、自分から待つって言ってくれたのかしら…
A「どこまで行っちまったんだ？」
それもそうだけど…みんなに協力してもらって準備した浴衣も似合うって言われて…しかも今は手まで繋いでる。
もう、幸せすぎて…
「ねえ…/その辺のお店まわってればそのうち見つかるんじゃない？」
A「んま、それもそうだな」
もっとこのまま2人きりでいたいって思うわ。
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カオス(プロフ) - 清武鷹師さん» えっと…この話はもう完結したのでしょうか? (2016年11月11日 21時) (携帯から) (
レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
sakuya0327(プロフ) - 最高の告白でしたね！もうたまらないです！次回も頑張ってください！ (2016年6月15日 22時) (レス) id: cf9f05feb9 (このIDを非表示/違反報告)
清武鷹師(プロフ) - 真姫ラブさん» これからも見てくださいね(^ ^)よろしくお願いします！ (2016年6月13日 18時) (レス) id: 4ee06ddbce (このIDを非表示/違反報告)
清武鷹師(プロフ) - sakuya0327さん» サクヤさん、大変お待たせいたしましたm(._.)mこれからもよろしくお願いします(^ ^) (2016年6月13日 18時) (レス) id: 4ee06ddbce (このIDを非表示/違反報告)
真姫ラブ - 真姫ちゃん、可愛い！私も真姫ちゃんおしです。更新頑張って下さい！ (2016年5月14日 22時) (レス) id: 95891bf395 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：清武鷹師 | 作成日時：2016年2月27日 22時
