47話 瓜二つの瞳 ページ2
2人はエスカレーターで1階の食料品売り場へ向かうようだ。
けど、普通デートするのに食料品売り場なんか行かないわよね…
〜
真姫『Aっ、今夜は何が食べたい?』
A『ん〜、そうだなぁ』
〜
って、何想像してるのよ私!///目の前に彼女がいるのに!
?「じゃあ私向こう見てきます」
A「おう、頼むわ」
あっ、見失っちゃう!
ー
?「どれにしよう…」
私は飲み物コーナーで1人唸っている例の女の子を見つけた。
身長は凛と同じくらいで、穂乃果とよく似た茶髪。頭両サイドにシニョンを作ったお団子頭が可愛らしい。
運動ができそうなスラっとした体型や、雰囲気がどことなく海未に似ている気がする…
っていうか、近くで見ると結構かわいいわね(汗)
けど明らかに年下の子ね…Aにも敬語使ってるみたいだし。
そう考えていた矢先だった。
店員「後ろ失礼しまーす」
真姫「あっ」サッ
?「きゃっ?/」ボト
真姫「あ…/」
し、しまった〜!!///
真姫「ご、ごめんなさい!」
?「いえいえこちらこそ/…?あなたは…」ジー
真姫「ぇ?…」
その子と目があった瞬間ふと思った。
この優しい瞳…どこかの誰かさんと瓜二つだって。
A「?どうした奏未…って!真姫ー!?」
真姫「げっ、A…/」
?かなみ…どこかで聞いたような?
?「あ、兄さん」
真姫「に、兄さん〜!?///」
じゃあこの子は…Aの妹さんってこと?(汗)
私、とんでもない勘違いをしてた?…
?「ということは、あなたが真姫さんで間違いないようですね」
真姫「え、そ、そうだけど…」
何で私のこと知ってるのかしら?
奏未「はじめまして!私はA兄さんの妹の、清武奏未です」ニコ
ー
いろいろ状況が掴めないまま、私は2人の買い物に付き合いそのままAの家に向かうことにした。もう凛たちは先に上がっているらしい
途中で奏未ちゃんの好物の和菓子を買うために「穂むら」にも立ち寄った。
雪穂「明日10時、遅れないでよー?」
奏未「うん!また明日ーっ」
A「穂乃果たちも出かけてて3年生も夏期講習か…学年それぞれのオフって感じだな〜」
真姫「そ、そうね…/」
家に向かう間、奏未ちゃんのことをAから色々教えてもらった…もちろん彼女がいないことも。
何にせよ、Aに彼女がいないことが分かって私はとても安心した。
奏未「…ふーん、なるほどねぇ/」ニヤ
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カオス(プロフ) - 清武鷹師さん» えっと…この話はもう完結したのでしょうか? (2016年11月11日 21時) (携帯から) (レス) id: ceea5476d5 (このIDを非表示/違反報告)
sakuya0327(プロフ) - 最高の告白でしたね!もうたまらないです!次回も頑張ってください! (2016年6月15日 22時) (レス) id: cf9f05feb9 (このIDを非表示/違反報告)
清武鷹師(プロフ) - 真姫ラブさん» これからも見てくださいね(^ ^)よろしくお願いします! (2016年6月13日 18時) (レス) id: 4ee06ddbce (このIDを非表示/違反報告)
清武鷹師(プロフ) - sakuya0327さん» サクヤさん、大変お待たせいたしましたm(._.)mこれからもよろしくお願いします(^ ^) (2016年6月13日 18時) (レス) id: 4ee06ddbce (このIDを非表示/違反報告)
真姫ラブ - 真姫ちゃん、可愛い!私も真姫ちゃんおしです。更新頑張って下さい! (2016年5月14日 22時) (レス) id: 95891bf395 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清武鷹師 | 作成日時:2016年2月27日 22時