あの子のヒミツ 。*tk×in*

5..報告と告白 ページ12

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ar｢ たーかき！！ ｣



｢ わっ…ぁ..どうかした 、？ ｣



ar｢ もー 、さっきからずぅーっと呼んでんのになんでそんなに上の空なの…!! ｣


｢ ぇえ..?!ごめん 、気づかなかった.. ｣






あの日から 、1週間たった 。特に 、なんの進展もなく…。

今みたいに 、有岡くんたちからの声に気づきにくくなってしまった 。

今日は 薮くんのお家で勉強会 。


久しぶりに集まれたんだしちゃんとしないと..！そう思って出されたジュースを口に含んだ 。





yb｢ なぁ〜 、雄也 、もしかして…恋の悩み？ ｣


｢ ぶふっ…!! ｣


hk｢ 高木きたなぁ〜い ｣


ar｢ 図星か.. ｣


｢ ごっ 、ごめん 、、 ｣




みんな口々に言うけどさりげなく拭いてくれる…優しい()



yb｢ で 、誰よ 。俺らの間に隠し事なしな ｣


ar｢ ちっちっち 。やぶちゃん 。それを言うならやぶちゃんたちも 、でしょ..？ ｣



｢ え？ ｣


hk｢ …ばれてんじゃん ｣


｢ え 、なになに？ ｣


yb｢ ..そーだな 、まず俺のこと..俺らのこと話すか ｣




みんな話通じてるみたいだけど 、俺おいてけぼり..？


薮くんが光くんの方を見て微笑み 、口を開いた 。


あっ..そういうこと 。()




yb｢ ..っｺﾎﾝ 、俺ら..俺と光 、付き合うことになりました 。…ってか結構前から付き合ってます…笑 ｣


hk｢ 報告遅くなってごめん..なんか 、恥ずかしくて.. ｣




なんていいながら軽く頭をかく光くん 。



｢ あ 、あぁ…おめでとう ｣


yb｢ 反応うすくね 、？ ｣



思ってたのと違う 、と呟く薮くん 。笑



ar｢ いやいや 、ふたりとも普段からラブラブだったじゃん ｣


｢ うん..なんかふたりともカップルって言うより 、夫婦っぽいから…ね 笑 ｣


hk｢ ふ..夫婦…?! 、意味わかんねぇ..!! ｣


yb｢ ふはっ 、ん 、俺らはそれだけ 。次は雄也 ｣




猫みたいに牙をむく光くん 、それにまた微笑む薮くん 。

..いいな 、なんか 羨ましい 。




ar｢ んねぇ 、俺は？山田とのこと気にならない？ ｣


hk｢ 今はどーでもいーよ 笑 ｣


yb｢ で 、雄也 。話してみ？ ｣


｢ う..ん 、 ｣




俺は..きちんと話した 。

伊野尾くんに関する 、俺の知っていること 、すべて 。





｢ ＿＿＿って感じかな..はぁ… ｣



ar｢ その..いのおくん？って子に恋しちゃったと…？ ｣


｢ ん..まぁ 、。 ｣


yb｢ なるほどね.. ｣




少しの沈黙のあと 、再び薮くんが口を開いた 。







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