【ブラコン&うたプリ】強さの裏にあるもの。

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春歌 『本当にごめんなさいっ！！』


「いやいや、別にみんな一緒の方が共通理解ができるからいいんだよ？」


春 『でも…』









急いで帰ると私の部屋の前には何やら申し訳なさそうな顔をして立っている春歌ちゃん。









話を聞くと音也くんが他の後輩たちに今日私と話をすることを話したらしく、みんなが来たいと言ったみたい。









「大丈夫だから(笑)

みんなを呼んでおいで？」


春 『は、はいっ！』









さてと。









とりあえず部屋に入ってお湯を沸かす。









みんな紅茶でいいかなー？









でも男の子で紅茶…









カミュが飲んでるからいっか(笑)









お菓子も人数分くらいならあるよね。









…カミュみたいな人、たぶんいないし(笑)









コンコン









トキヤ 『すみません、突然こんなことになってしまいまして。』


音也 『すみません…』


「大丈夫だってば(笑)

とりあえずみんな部屋に入って？

あ、みんな紅茶でいいかな？」


那月 『紅茶ですか！

それなら僕もピヨちゃんクッキーを焼いてくるべきでした…』


翔 『いやいや、もしも持ってきてたら今頃Aさんが大変なことに…』


那 『？』









あ、あの子がセシルくんかな？









「君がセシルくん？初めまして。」


セシル 『初めまして。

ワタシはあなたに感謝の気持ちを伝えに来ました。』


「感謝？」









…初対面なのに私何かしたっけ？









セシル 『カミュに何か言ってくださったのでしょう？

おかげで買いに行く回数が減りました！！』


「ああ！そのこと！

…って、ん？」









回数が減ったって…









「…まだ買いに行かされてる？」


セシル 『はい。』


「あれほど言っておいたのに…

今後一切セシルくんが買いに行かされることがないようにするね！」


セシル 『ありがとうございます！』


「みんなもなにかあったら言ってね？

嶺二くんがうるさいっていうのは対応できないけど。」


音 『嶺ちゃん、とっても面白いんだよ！！』


レン 『蘭ちゃんはよくベースを弾いてるよ。

俺も一緒にサックスを吹いてみたいんだけどね。』


真斗 『黒崎さんの素敵なベースにお前が入るなど邪魔でしかないな。』









ふふっ。

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