【ブラコン&うたプリ】強さの裏にあるもの。

20* ページ23

「くしゅんっ。」









…誰かが私の噂でもしてるのかなー？









嶺二 『風邪？』


藍 『体調管理には気をつけてよね。』


蘭丸 『寝不足なんじゃねぇか？』


カミュ 『ふっ、全くだ。』


「…ちょいまち。」









なんだかさっきまでいなかった人の声が聞こえた気がするんだけど。









「カミュ、いつからいたの。」









分身の術みたいのを使って姿を消したと思ったら…！！









カミュ 『ったく、いつも言っているであろう？

俺のことはカミュ様、と呼べと。』


「カミュ。」


カミュ 『様をつけろ。』


「カミュ。」


カミュ 『様をつけろと言っているだろ！！』









ぷにゅ









…カミュにほっぺを引っ張られてるんだけど。









カミュ 『やはりこんなやつのためにデザートなど買ってこないほうがよかったな。』









…デザート！？









「食べる！！」


カミュ 『なら様をつけt…』


「そこはゆずらない！カミュ。」


蘭丸 『はぁ…じゃあ、俺がそのデザートを食っちまうからな。』


カミュ 『黒崎には渡さん。』


「そこは蘭丸くんじゃなくて、藍ちゃんね？」









わかってる…









きっと藍ちゃんがカミュに頼んだんだ。









嶺 『喧嘩はよくないよ？

じゃあ、ここは公平に僕ちんが…』









全然公平じゃないよ！！

21*→←19*

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す