ナポレオンに喝采を！３【あんスタ】

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「A、こんなとこで何してんのっ!?」

「あっははー…桃李くんやっほー」

「やっほーじゃなくて！」



やべえ。もっとカッコよく登場するつもりだったのに。


こう、「何してるんだい？しずまれえい！」みたいなさ！




「Amazing！流石ですね、予想外です！」

「ありがとうございます！」




よくわかんないけど、褒められたっぽいから良しとしよう。

それよりも、と私は口を開いた。




「みんな何してるんですか？」

「今頃ですか」




伏見先輩が呆れたようにツッコむ。

よっ、色男！




「この状態見てわかんないの？」


桃李くんにそう言われ、未だ火花を散らしている天祥院先輩と乱？先輩を見る。


乱先輩の周りにいる3人に、私は声をかけた。





「あの」

「はい！なんでしょうか！」



ヴァイオレットの髪をしたメガネさんがセールスマンみたいな笑顔でこちらを向いた。




「これ、なんの喧嘩ですか？」

「二学期の魔闘フロンティアについて、どちらのギルドがてっぺんをとるか口論しているようですね！まあ、【コズミック】がとるんですけど！」



満面の笑みでそう説明された。なんかこの人、すごく裏がありそうなかんじ。




「うんうん、【コズミック】がとることはわかりきってるね！」

「そんなんもわかんないなんて、【ユメノサキ】はボケてんじゃないすかぁ？」

「古いんですから、しょうがないですよ！あっははは！」




「はぁ〜？ちょっと調子良いからって図に乗りすぎなんだけど！」

「ふふふ、燃えますねえ…☆」

「茨、いつからそんな大口を叩けるようになったんです？」




桃李くん以外はにこにこしてるけど、雰囲気が殺伐としてる。

こわ！！




「す、ストップ！どっちも落ち着いて！」




思わず間に入る。

ずっと無言の天祥院先輩と乱先輩怖いんだけど。




「【ユメノサキ】と【コズミック】、どっちが上なのか私にはわかんないけどさ！」









「とりあえず私がトップ魔導士になるのはわかるんだから、落ち着こ！！」



「……………は？」








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