ナポレオンに喝采を！３【あんスタ】

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「はじめ！！」




その声と共に、あちこちで駆け出し始める足音が聞こえた。

第2の課題、開始だ。




「日和先輩、私たちはどーする？がんがん鈴とっちゃおうよ！その方が楽しそう！」

「君は単細胞かなにかだね！僕らから行かずとも、相手が勝手に集ってきたのを返り討ちにしてやればいいね！」

「それだ！」




「見つけたぞ！！」

「神谷を狙え！巴には気をつけろよ！」


「…意外と早いお出ましのようだね」




早速現れた一組のペア。

情報収集系の魔種でも持ってるのかな？



「Aちゃんっ、怖かったら後ろに隠れててもいいよ！」

「は、冗談！」




にやり、と笑いながら魔種で火炎放射器を作り出す。

私をナメたこと、後悔させてやる。




「私はたしかに女だし、この課題は不利だ。だけどね、逆に考えて見なよ！」



かちっ、とスイッチを押して炎を放射する。

もちろん、相手には当てないで周りを炎で囲んだ。



「火!?」

「くそ、神谷の魔種か！」



隣で日和先輩がナイスだね、と笑う。

ふふん、神のハーフを舐めるなよ！





「私は一応、女でも夢ノ咲学院に入れたんだからさ！！」






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