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「では、こうしましょうか」
いきなりそう言った日々樹先輩は、ぱちん、と
指を鳴らした。
え、なに?
「…よびましたか〜、『わたる』」
ほわほわした高めの声で私の背後に現れたのは
深海先輩。
いや、深海先輩もサボってるんかい。
「奏汰!いきなり呼び出してすみません…☆」
「べつにいいですけど〜…なんですか?」
深海先輩がそう聞くと、日々樹先輩は
にっこり笑って、
「Aさんを今日、【流星隊】の活動に
交わらせて欲しいんです!」
「そういうことならいいですよ〜」
「…え、は!?」
目の前で突然、自分の放課後を決められて
驚かずにはいられない。
そういうのは、天祥院先輩が決めてたんじゃ。
「なんで、そんな突然!?」
「『だいじょうぶ』ですよ。
『ちあき』は『だいかんげい』ですから」
「いやそういう問題じゃなくて!?」
反論している間にも、話はどんどん進んでいって、結局【流星隊】のところに行くことになってしまった。
いや、【流星隊】が嫌って訳じゃなくて、
ただ単に今は誰とも接したくないっていうか。
「では、そういうことなので!
さよなら…☆」
「ばいば〜い」
「え、ちょ!」
自由奔放すぎる三年生2人は、決めるだけ決めてさっさと去ってしまった。
…三年生ってこわ。
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あるみかん(プロフ) - かえさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年12月10日 14時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
かえ - めちゃくちゃ面白いです!!!更新楽しみに待っています!これからも頑張ってください!!!! (2017年12月10日 10時) (レス) id: ad74bb0de7 (このIDを非表示/違反報告)
あるみかん(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます!何回も読み返してくれているですね!うわ嬉しい!他の作品の応援も、本当にありがとうございます! (2017年11月30日 21時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - 凄く面白くて、何度も読み返してます!(笑)これからも頑張ってください!あるみかんさんの他の作品も、応援してます! (2017年11月30日 18時) (レス) id: 15ca18a995 (このIDを非表示/違反報告)
あるみかん(プロフ) - たまたまさん» ありがとうございます!こちらでもコメントして下さり嬉しいです!更新頑張ります! (2017年11月23日 23時) (レス) id: 3df0130dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あるみかん | 作成日時:2017年8月14日 21時