ナポレオンに喝采を！２【あんスタ】

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ここからはグ、ろい表現や、人によっては不快に思われる話なので無理系な人は見なくてもいいです！
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まず、Aは「神と魔導士の戦争は500年前に終わった」と言ったけどね。

それは大きな間違いだ。




その戦争は10年前に起こった最近のものだよ。



何故10年前の出来事を500年前にされているか
それはその戦争の話を終わった後にしよう。




____13年前。


ある1人の魔導士の男は湖で女神に出会った。

その頃は神と魔導士は関わらない存在であったから、珍しいケースだ。



そして、
余りにも優しく神聖な微笑みを浮かべる女神に
男は一目惚れしたんだ。

女神もまた、そんな男に惹かれていった。




男は言った。

「貴女のことを誰よりも愛しています」


女神は言った。

「しかし神と魔導士が関わるのは禁忌です」




女神の言う通り、神と魔導士は関わってはいけないという暗黙のルールがあった。

恋なんて、尚更いけない。




だが、恋愛というものは縛られて困難な状況にあるものほど燃え上がる。


2人は人気のない山で共に暮らし始めた。





そこでの生活は、とても幸せで。

山の動物と戯れて、笑顔の絶えない生活だった。




しかし、幸せは長くは続かない。





突然山に消えた息子を心配した母親が、
様子を見に来てみると女神と暮らしているのだ

パニック状態になってしまった母は誤って
外部に漏らしてしまい、あっという間に王の耳に入った。





「2人を捕らえよ」





女神と魔導士の男は捕らえられ、
判決は死刑だった。




捕らえられてもなお、2人は死ぬ間際まで
愛し合った。



「私は、貴方を愛したことを後悔しません。
楽しくて、幸せな時間をありがとう」



女神はそう言って男より一足先に殺された。

男は悲しんだ。自分が魔導士であることにさえ怒りを覚えた。





そして男は、処刑人に殺される前に、
自分で舌を抜いて死んだ。









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